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インタビュー

活動の場広げる武田真治、デビュー20年を語る

2010年6月1日

  • 文・写真:岩村美佳

写真拡大「安蘭けい 箱舟 2010」に出演する武田真治さん=撮影・岩村美佳

写真拡大「安蘭けい 箱舟 2010」パンフレット撮影現場より=撮影・岩村美佳

 舞台に映像にと活躍の俳優、武田真治。サックスを演奏するミュージシャンでもある。雑誌モデルでデビューしてから映像、舞台、ミュージカル、そしてサックスと活動の場を広げてきた武田は今年デビュー20年になる。6月には「安蘭けい 箱舟 2010」にゲスト出演、8月には市村正親主演「ロックンロール」に出演する。

 「箱舟」で共演する安蘭について、「人柄が素敵で、隣で歌を聞いていて鳥肌が立つ」という。「男より男と言われる『宝塚』をトップで退団されているわけですから、そこは色んな事を恥ずかしがらずに、素直に教わりたいと思います」と謙虚だ。安蘭演じる「さすらいの貴婦人」が南の島で出会う「ジャズマン」という役どころは、自身がサックスを演奏するミュージシャンにも繋がるのではないか。実際、パンフレット撮影ではサックスを手にしていた。本番舞台でもサックス演奏をするという。

 取材に訪れたのは都内の撮影スタジオ。「箱舟」のパンフレット用の撮影が行われていた。最初はゲストダンサーの西田健二。実際に踊りながら、様々なポージングで風に吹かれて撮影していた。武田も「かっこいい!」と絶賛。続いて安蘭とゲスト出演の浦井健治が撮影に入る。安蘭×浦井はスタイリッシュ。黒いシンプルな衣装だが、2人のバランスの良さがより際立つ。ファッション紙から抜け出たような2人に思わず見とれてしまう。笑顔もこぼれ、暖かな空気が流れていた。最後は安蘭と武田の撮影。安蘭も衣装を変え、大人の色香が匂い立つような装いだ。武田はストライプを基調にした、黒シャツに白のベストスーツ。鍛えられた精悍な体に白がよく映える。ソフト帽を被ってサックスを手にする。武田のサックスがスタジオ中に響き、ドラマティックなシーンになっていく。安蘭×武田はムーディーな印象。相手が違うと安蘭の魅力も変わる。スタジオの中に一瞬のうちに広がる「箱舟」の世界。本編への期待も高まった。

 「ロックンロール」はイギリスの劇作家トム・ストッパードによるストレートプレイで、今回が日本初演となる。演出は栗山民也。武田は、市村演じるケンブリッジ大学教授マックスの教え子、ヤンを演じる。ロックを愛するプラハ出身の若者だ。1968年の「プラハの春」から始まるチェコスロバキア激動の時代を生き抜いた2人の20年に渡る、奇妙な友情と葛藤をめぐる物語だ。今作に期待して欲しいことを尋ねると、武田は「ちゃんとします」と答えた。その真意について、「ストレートプレイの深さは、反復こそが成果を生むということ。年上の大御所の方達と何かを生むときに、分別ある大人の社会人として輪を乱す事なく、いい関係を築きながら進めていきたいと思っています」と明かす。今までは、同世代とぶつかり合っていたことが多かったそうだ。相手にちゃんと向き合って、繰り返し稽古を重ね、作品を熟成させていく。そこから生まれる芝居を期待して待ちたい。

◆安蘭けい 箱舟 2010

《東京公演》2010年6月2日(水)〜6月15日(火)、天王洲 銀河劇場
詳しくは天王洲 銀河劇場の公演案内へ

《兵庫公演》2010年6月17日(木)〜6月19日(土)、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
詳しくは梅田芸術劇場の公演案内へ

◆ロックンロール

《東京公演》2010年8月3日(火)〜8月29日(日)、世田谷パブリックシアター

《大阪公演》2010年9月4日(土)〜9月5日(日)、森ノ宮ピロティホール

《広島公演》2010年9月9日(木)、広島市文化交流会館
詳しくは公演案内へ

スター★ファイル

武田真治さんインタビュー全文掲載

 武田真治さんのインタビュー全文を、スター★ファイルコーナーに「デビュー20年 武田真治ロングインタビュー」として掲載しました。スター★ファイルの記事本文を読むにはAstand・ベーシックパック(月額525円)の購読が必要です。

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 (関連リンク:武田真治オフィシャルファンクラブ“shinji takeda fanclub”


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