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インタビュー

姿月あさと&湖月わたる、「Diana」で競演

2010年10月5日

  • 文・中本千晶 写真と動画・岩村美佳

写真「Diana」に出演する姿月あさと(左)と湖月わたる=撮影・岩村美佳

 演出・振付家・謝珠栄率いるTSミュージカルファンデーションによる最新作「Diana」はわずか5人のキャストによる、凝縮された小空間での音楽劇だ(10月8日〜31日 東京芸術劇場小ホール1、11月2日 富山オーバード・ホール、11月5日〜7日 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール)。

 物語の舞台はアメリカの留置所。人を傷つけた罪で留置所に入れられたルーナ(湖月わたる)は、閉ざされた獄中でエレン(姿月あさと)という女性に出会う。最初は固く心を閉ざしたルーナだが、エレンと対話するうちに次第に心が癒され、最後には思いがけない展開が…。

 宝塚時代から姿月あさと、湖月わたるの2人を知り尽くした謝珠栄が、「2人のために」あて書きしたという作品だ。宝塚では宙組、星組でともにトップスターとして活躍した2人だが、宝塚卒業後の初競演に向けて、作品や役作りへの想いを聞いてみた。

 癒しの女性、エレンを演じる姿月は、「当たり前と思っていることが、じつは当たり前じゃないのだということを、とても考えさせられる作品。その奥の深さを自分たちが感じながらも、お客様にもきちんと伝えられるところまでたどり着きたい」と気を引き締める。

 エレン役は得意の歌で主にルーナに語りかけるシーンも多く、「微力ながら自分のこれまでの経験と感性を生かしつつ、作品がより良くなるようにという気持ちで、作曲の林アキラさんと対話しながらすすめています」と、意欲的だ。

 いっぽう湖月は、「宝塚宙組時代の先輩である、尊敬する姿月さんとお芝居できること、そして、謝先生が私たちのために、オリジナルの作品をつくってくださったという贅沢さに、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語る。孤独を抱えるルーナ役は、「元気印の私としては、新たな人物像と向き合ってる感じ」と、新たな挑戦でもある。

 振付には、コンテンポラリーダンスのじゅんじゅん氏が加わる。湖月いわく「まるで体の芯だけが動いて、あとは浮遊しているという感じ」。いつものTSミュージカルファンデーションとは一味違う、斬新なダンスシーンがみられそうだ。

 今拓哉、平澤智、水谷あつしの3名の男性キャストには、「リフトで持ち上げていただく場面もあり、すっかり身を任せています」という2人。「テスピアン」というストーリーテラー的な役回りをこなしつつ、さまざまな役柄で登場し、2人の芝居を支える。

 「Dianaは浄化の作品。ルーナやエレンが浄化されるとともに、お客さまの心も浄化してくれるはず。今、パワースポットが流行っていますが、この舞台が皆さんの心を癒すパワースポットになったらいいなと思う」と姿月。宝塚卒業後、それぞれの道でさらに磨きをかけた2人による、凝縮された空間での贅沢な競演が期待できそうだ。

◆TSミュージカル Diana−月の女神ディアナ−

《東京公演》2010年10月8日(金)〜10月31日(日)、東京芸術劇場 小ホール1
《富山公演》2010年11月2日(火)、富山 オーバード・ホール
《兵庫公演》2010年11月5日(金)〜11月7日(日)、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
詳しくは公式ウェブサイト

スター★ファイル

姿月あさとさん&湖月わたるさんインタビュー全文掲載

 姿月あさとさんと湖月わたるさんのインタビュー全文を「スター★ファイル」コーナーに「Dianaに出演 姿月あさとさんと湖月わたるさん ロングインタビュー」として掲載しています。スター★ファイルの記事本文を読むにはAstand・ベーシックパック(月額525円)の購読が必要です。ベーシックパックの購読は、こちらから。

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 (関連リンク:姿月あさと オフィシャル WEBサイト

 (関連リンク:湖月わたる オフィシャル ウェブサイト


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