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「毎日がピアフ」 安蘭けい、イベントで熱く語る

2011年1月5日

  • 文・写真:岩村美佳
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写真:ミュージカル「エディット・ピアフ」クリスマスイベントより=撮影・岩村美佳拡大ミュージカル「エディット・ピアフ」クリスマスイベントより=撮影・岩村美佳

写真:ミュージカル「エディット・ピアフ」クリスマスイベントより=撮影・岩村美佳拡大ミュージカル「エディット・ピアフ」クリスマスイベントより=撮影・岩村美佳

 安蘭けい主演のミュージカル「エディット・ピアフ」が1月20日から天王洲銀河劇場にて始まる。公演に先立って2010年12月25日には「ミュージカル『エディット・ピアフ』安蘭けいクリスマスイベント」が東京會舘で行われた。黒のスパンコールをあしらったミニドレスで登場した安蘭は自ら「全身クリスマスツリーのよう」といい、会場の笑いを誘った。

 この作品は、シャンソンの歌姫エディット・ピアフの波乱に満ちた人生を、ピアフの名曲を散りばめて作られるオリジナルミュージカルである。安蘭は「いつも演じる時にその役との共通点を探して役に入って行くのですが、今回やはり同じ歌い手で歌が好きなところから入っていても、私はエディット・ピアフさんのように壮絶な人生を生きていないので、凄い人生を歩んできた人なんだと客観的に見てしまうんです。でもピアフのことを勉強したり考えるようになって近いところにピアフを感じるようになり、ますます好きになってきました。やはり素晴らしい方だから世界中で有名になる曲を歌われて、多くのファンの方がいるんだなと思います。伝説の歌手だと改めて思いますし、でもその反面人間らしくて愛すべきところもあるので、ますます好きな歌手になりました。今、毎日がピアフ、ピアフです」とピアフについて熱く語った。作品中では、デュエットを含めて15曲程のシャンソンやジャズを歌うそうで、コンサートとお芝居を一度に楽しめるような作品だという。

 実際に舞台でも歌うシャンソン「ミロール」と「愛の讃歌」を披露。ピアフの歌であること、客席との距離の近さからか、やはり今迄に聞いた安蘭の歌とは違う。「ミロール」は明るく客席に語りかけるように、誘うように歌う。「愛の讃歌」はピアフが一番愛し合ったと言われているマルセル・セルダンが亡くなった後に、切ない気持ちで歌った曲だという。ドラマティックな歌声に、客席は酔いしれていた。客席とじゃんけん大会をしたり、共演の佐藤仁美、甲本雅裕からクリスマスカードが届くなど、クリスマスイベントらしい盛り上がりも。ふたりのクリスマスカードには「安蘭がチキンカツをキチンカツと言ってしまう」という話が書かれており、苦笑する安蘭。会場は爆笑となった。安蘭と甲本がボケて佐藤が突っ込む3人の形ができていて、役の上でもその関係が現れつつあるそうだ。

 今回の作品は実力派が揃った。ミュージカル界の安蘭、浦井健治のほか、芝居を中心に活躍する実力派の俳優達が出演する。稽古中の安蘭は、「顔合わせのとき、私と浦井健治くんだけ別世界にきたような、連れてこられた犬みたいな感じで(笑)。私はそういう現場が初めてだったのでとても緊張しました。そんな中、浦井くんの顔をみるとほっとして(笑)。今もそんな感じでお稽古しています」と明かした。「ミュージカルとは言ってもミュージカルをやったことのないお芝居中心の方がたくさん出ていらっしゃるので、いつもとはまた違った新鮮なお稽古場となっていて、毎日色んな刺激をもらっています」と稽古場の様子を話した。「今回この公演をさせて頂くことでピアフからたくさん学ぶことがあります。私のこれからの人生に色々影響をしてくれるのではないかと思える作品に出会えました。やはり世界的に有名な方なのでその分ハードルは高いですけれども、私なりに彼女を理解して舞台上で生きたいと思いますので、ぜひ見にいらしてください」と締めくくった。

◆ミュージカル「エディット・ピアフ」

《東京公演》2011年1月20日(木)〜2月13日(日)、天王洲 銀河劇場
《大阪公演》2011年2月18日(金)〜20日(日)、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
詳しくは、公式サイトへ

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