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インタビュー

篠井英介、3軒茶屋婦人会「紅姉妹」を語る

2011年2月24日

  • 文・堀内優美 写真と動画・岸隆子

写真:「紅姉妹〜べにしまい〜」に出演する篠井英介=撮影・岸隆子拡大「紅姉妹〜べにしまい〜」に出演する篠井英介=撮影・岸隆子

 現代劇の女方として独自の世界を切り開き、舞台やテレビで活躍する篠井英介が、2011年4月から5月にかけて「3軒茶屋婦人会」の第4回公演となる「紅姉妹〜べにしまい〜」と題したオリジナル作品に登場する。

 「3軒茶屋婦人会」は2003年に結成されたユニットで、篠井英介、深沢敦、大谷亮介の男性3人が、常識をかなぐり捨てて「女」に取り組み続けている。第1回公演「ヴァニティーズ」では、10代のチアリーダーから熟女までを演じ、第2回公演ではフランス文学の代表作家ジャン・ジュネの戯曲「女中たち」に挑戦、第3回公演「ウドンゲ」では、THE SHAMPOOHATの赤堀雅秋を作家に、初めてのオリジナル作品に挑み、等身大の女性像が共感を集めた。今回の第4回公演では、大阪出身の劇作家・わかぎゑふが「3軒茶屋婦人会」のためにオリジナル作品を書き下ろした。

 主人公は、アメリカに渡って昭和の時代を生きた3人の女たち。80歳をこえる老婆の姿から舞台の幕を開け、10年ごとに過去へ、過去へとさかのぼっていく。逆行していく年代をどう表現するのかについて篠井は「(時間を逆行するという)このスタイルってちょっとありそうでいてないので、やる方も、作り手側も難しいと思うんですけど、観ている方は楽しいと思うし、うまくいけば僕たちも生きることの、演技することの楽しさを味わえるかもしれないし、またそういう風にならなきゃいけない」と話す。

 篠井は石川県金沢市で生まれ、幼少時代から日本舞踊を習い、大学まで演劇を続け、劇団・花組芝居に旗揚げより参加。90年退団後、現代劇の女方として独自の世界を切り拓き、舞台のみならず、映像の分野でも活躍。昨年はミュージカル「ファントム」では、ファントムの父親・キャリエール役として登場し、存在感ある演技で舞台を引き締めた。

 「僕にとっての最高評価は、公演中ずっとついててくれたスタッフが、ここに参加できてよかったって思う瞬間です」という篠井は「お客さんには百人百色の感性で受け止めていただいていいんです。けど一緒にやってきたスタッフが満足してくれることが僕にとっての何よりの喜びです」と言う。

 今回の「紅姉妹」については「中高年の女性には『オッサンたちがやってるけど私たちの言いたいことみんな言ってくれたわ』みたいな思いになるような作品になってると楽しいし、また若い女性には『日本の女っていいわね。日本の昔の女ってすごいね、かっこいいね』と思っていただけるような、女の人たちにエールを送れるようなものにしたい」と熱く語った。

【インタビューの全文はこちら】

◆3軒茶屋婦人会「紅姉妹〜べにしまい〜」

《東京公演》紀伊國屋ホール 2011年4月21日(木)〜4月29日(金・祝)
《大阪公演》梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 2011年4月30日(土)〜5月1日(日)
《北九州公演》北九州芸術劇場 中劇場 2011年5月15日(日)
詳しくは、公式サイトへ

スター★ファイル

篠井英介インタビュー全文掲載 

 「紅姉妹〜べにしまい〜」に出演する篠井英介インタビュー全文を「スター★ファイル」コーナーに「3軒茶屋婦人会『紅姉妹』出演 篠井英介さんインタビュー全文」として掲載しています。スター★ファイルの記事本文を読むにはAstand・ベーシックパック(月額525円)の購読が必要です。ベーシックパックの購読は、こちらから。

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 (関連リンク:篠井英介公式プロフィールページ


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