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【MITSUKO特集】 夫役のマテ・カマラスに聞く

2011年5月11日

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ミュージカル「MITSUKO」プレイベント歌唱披露より=撮影・橋本正人

写真:「MITSUKO」に出演するマテ・カマラス=撮影・岸隆子拡大「MITSUKO」に出演するマテ・カマラス=撮影・岸隆子

 ハンガリー生まれのミュージカル俳優で、ロック歌手でもあるマテ・カマラス。その力強い歌声で、オーストリア、ハンガリー、そして日本で観客を魅了し続けているマテが、5月15日から本格的ミュージカルとして世界で初めて上演される「MITSUKO」で、主人公の光子の夫、ハインリッヒを演じる。大阪の梅田芸術劇場で行われた「MITSUKO」プレイベントに参加し、終了後のマテにインタビューした。(アサヒ・コム編集部 岩瀬春美、写真・岸隆子、動画・橋本正人)

 マテは、プレイベントできれいな日本語であいさつした。「みなさん、こんにちは。私はマテ・カマラスです。私の夢は、『MITSUKO』を日本で成功させることです」。さらに劇中曲を日本語で披露。「西と東」はソロ、「愛は国境を越えて」はクーデンホーフ光子役の安蘭けいとのデュエット。大樹のように力強く、ぬくもりのある声に、会場全体が酔いしれた。

 安蘭は「こうやってマテさんも、今の日本に来てくださって、まさに愛は国境を越えるんだなと思っております」とコメント。脚本・オリジナル作詞・演出を手がける小池修一郎は、「不安定な状態の日本に仕事で行く。それも何カ月もいることに、ご家族も心配して、随分と反対されたみたいです。それを振り切って来てくださったことに、本当に感謝しています」とマテへの敬意を表した。

 マテ自身、東日本大震災のことを聞いたとき「心の中から血がでるような思いを感じた」という。震災の痛みを共に分かち合おうとしてくれている様子が伝わってきた。

 日本の女性とヨーロッパの女性ではどちらが自分にあうか?という質問に、「日本人女性が僕にあっているような気がします」と慎重に言葉を選んで話す様子に、会場から笑いと拍手が起きる一面も。

 イベント終了後、アサヒ・コムでは、マテにインタビューを行い、子どもの頃のこと、ハインリッヒと自身を重ね合わせて、舞台への意気込みについてさらに詳しく語ってもらった。

 初めて日本に触れたのは、8歳の頃。「SHOGUN(将軍)」というアメリカのテレビ番組だったそう。ハンガリー人で、普段はドイツ語で考えている自身のことを「面白いミキシング」と表現するマテは、「もし来年もインタビューしていただけたら、日本語でお答えできるようにしたいです」と日本語習得にも意欲的だ。

 ハンガリーで生まれ、オーストリアのウィーンで活躍してきたマテは、オーストリア・ハンガリー代理公使であるハインリッヒを演じることについて、「僕にとって2つの祖国であると言えるんですけど、そういうところから出てきた僕が、今度は日本に来て、ハインリッヒという役をする」「自分の中にある、実際の部分と重なるところがとてもよく分かる」と楽しげに話す。

 安蘭のことを、「このミツコの役にこれ以上の方はいないんじゃないですか。ミツコを演じるときに必要な、いろんな色を持っていると思います」。また、「みんな愛情を持ってこの作品に取り組んでいます」「作品の中にある愛をたくさんの人に知ってもらいたい」と語った。

【インタビュー全文は、こちら】

◆ミュージカル「MITSUKO」〜愛は国境を越えて〜
《大阪公演》2011年5月15日(日)〜5月23日(月) 梅田芸術劇場メインホール
《名古屋公演》2011年5月27日(金)〜5月29日(日) 中日劇場
《東京公演》2011年6月11日(土)〜6月29日(水) 青山劇場
詳しくは、公式サイトへ

 (関連リンク:マテ・カマラス公式日本語ホームページ

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