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【MITSUKO特集】 作・演出の小池修一郎に聞く

2011年5月18日

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写真:「MITSUKO」について語る小池修一郎=撮影・岸隆子拡大「MITSUKO」について語る小池修一郎=撮影・岸隆子

 日本人で初めて国際結婚した女性と言われる青山光子。彼女の生涯を描いたミュージカル「MITSUKO」が5月15日に開幕する。この舞台の脚本・作詞・演出を担当した小池修一郎に単独インタビューし、作品にかけた思いや、舞台づくりで大切にしていることなどを聞いた。(インタビュアー・玉岡かおる、写真・岸隆子)

 小池は1977年、宝塚歌劇団に入団。91年に「華麗なるギャッツビー」で菊田一夫演劇賞を受賞。「エリザベート」「スカーレット・ピンパーネル」「モーツァルト!」「ロミオとジュリエット」など、宝塚歌劇や外部公演で数々のヒット作を送り出してきた。

 今回、光子を取り上げたきっかけについて聞くと「ミツコという名前は知っていましたが、彼女がEU(欧州連合)の父と言われているリヒャルト・クーデンホーフの母であるというのはあんまり意識がなくて、ウィーンに行った時に、どう関係があるんですかと聞いたらあきれられましてね。それで、驚いて、調べたんですよ」と明かす。

 「ドラマチックな生き方というと、同時代人には、ラグーザ玉やモルガンお雪など、他にも国際結婚してヨーロッパに渡った人はたくさんいます。でも、ヨーロッパにも影響をあたえたというように、功績が大きいことで見ると、やはりミツコかな」。

 今回のミュージカルで主人公の光子を演じるのは宝塚歌劇団の元トップ男役で、2年前に宝塚を「卒業」してからは、「アイーダ」「エディット・ピアフ」などで抜群の歌唱力と演技力を披露してきた安蘭けい。小池は安蘭について「持っている凛質みたいなものが素晴らしい。退団してOGとなってからも、彼女は凛としたものを持ったまま自然に女性らしくなって、違和感がなかった」と言う。

 作品を作るときに心がけている点については「初めて宝塚を観る人が楽しんでもらえるように作る」ことだという。「実験的な演劇ではないし、楽しむためにお金を払ってもらうので、それに見合う作品でなければ。ただ、おもねればいいってことではなくて、おもねれば突き離されるし、難しい」。そして「やはり、人々が見て良かったと思えるエンターテイメントをやり続けたい」と話した。

《筆者プロフィール》玉岡かおる 作家。大阪芸術大学大学院・客員教授。兵庫県三木市生まれ。神戸女学院大学卒業。青山光子をモデルの1人にした小説「天涯の船」(新潮社)など著書多数。長編「お家さん」(新潮社)で第25回織田作之助賞受賞。公式ホームページ。

【インタビュー全文は、こちら】

◆ミュージカル「MITSUKO」〜愛は国境を越えて〜

《大阪公演》2011年5月15日(日)〜5月23日(月) 梅田芸術劇場メインホール
《名古屋公演》2011年5月27日(金)〜5月29日(日) 中日劇場
《東京公演》2011年6月11日(土)〜6月29日(水) 青山劇場
詳しくは、公式サイトへ

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