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大阪で初のソロコンサート、田代万里生インタビュー

2011年8月10日

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写真:大阪で初のソロコンサートを終えた田代万里生=撮影・橋本正人拡大大阪で初のソロコンサートを終えた田代万里生=撮影・橋本正人

写真:「Fine!Concert 2011」より=撮影・橋本正人拡大「Fine!Concert 2011」より=撮影・橋本正人

 テノール歌手として、また男性ボーカルグループ「ESCOLTA」のメンバーとして、そしてミュージカル俳優として活躍する田代万里生が、大阪では初となるソロコンサート「Fine!Concert 2011」を開いた。大阪公演の終演後、控え室を訪ねて田代に話を聞いた。(アサヒ・コム編集部 岩瀬春美)

 東京では3回目となる「Fine!Concert」。コンサート名の「Fine」には、気持ちが元気になる、音楽で心のキャッチボールをという意味が込められ、ポップス、洋楽、ミュージカルなどの曲をソロで歌いあげてきた。田代の声は、採れたてのライムのようにさわやかにはじけつつ、豊かでのびのびと会場を包み込む。

 大阪で初めてのソロコンサートということで、「哀しい色やね」を、「似合わないよね〜」と笑いながらも大阪弁で熱唱。また、ミュージカル「CATS」のナンバーからは、「鉄道猫スキンブルシャンクス」を、ネコ耳をつけて歌うお茶目な演出も。

 アンコールでは、田代が9月に出演するミュージカル「スリル・ミー」の劇中歌を田代自らがピアノで演奏。すべてマイナーキーで進行していくその音色は、もの悲しくもあたたかい。暗く静かな深海をただようカプセルの中で聴いているかのような時間に浸る。アンコール3曲が終わっても、いつまでも鳴りやまない拍手。コンサートの余韻が、さざ波のように広がった。

 終演後、田代に単独インタビューを行い、ミュージカル「スリル・ミー」での挑戦や、現在の心境などについて聞いた。

 「スリル・ミー」は、犯罪史上に残る事件を起こした実在の同性愛カップルを描いた2人劇。田代は「54歳を演じているときの時間軸と、気持ちの成長と、19歳の回想シーンを同時進行していくのがすごく難しい」と話す。「僕自身の中にはほぼないものを今から作り出していかないといけない。それをどうしていくか…」と新たな挑戦への意気込みを語った。

 多岐にわたり才能を発揮している田代だが、最後にこう打ち明けた。「何でも屋さんにはなりたくない」。「色んなジャンルをやってるけど、最終的には、田代万里生っていう人間、アーティストになるように考えています。どこ行っちゃうんだろうって思うかもしれないけど、いや、僕はずっとここにいる」と。

 そして「ただ、ミュージカルをやりつつ、オペラもやってるんですよ、という風にはしたくない。両方のジャンルの人達が喜んでくれるような活動をしていきたい」と思いを語った。

◆ミュージカル「スリル・ミー」
《東京公演》2011年9月15日(木)〜10月3日(月) アトリエフォンテーヌ
詳しくは、公式サイトへ

 (関連リンク:田代万里生 OFFICIAL SITE

【インタビュー全文はこちら】


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