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韓国の人気スター集結…「美女はつらいの」日本公演へ

2011年8月16日

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写真:左からオ・マンソク、パク・ギュリ、キム・ソンジェ、パダ、イ・ジョンヒョク=「美女はつらいの」製作発表より拡大左からオ・マンソク、パク・ギュリ、キム・ソンジェ、パダ、イ・ジョンヒョク=「美女はつらいの」製作発表より

 韓国オリジナルミュージカルの話題作「美女はつらいの」の製作発表がこのほど、東京都内で行われた。韓国の人気アイドルらが出演し、10月8日から大阪松竹座で上演される。(フリーライター・坂口智美)

 「美女はつらいの」は、日本でもヒットした韓国映画をベースにしたミュージカルで、2008年韓国で上演され大ヒットした。その年の韓国における「ザ・ミュージカルアワード」では、最優秀創作ミュージカル賞を始めとする4冠達成という快挙も成し遂げている。ストーリーは、美声と素晴らしい歌唱力を持ったカン・ハンビョル。体重125キロというパワフルボディのため、人気歌手のゴーストシンガーを余儀なくされている。しかし、唯一の理解者であるプロデューサー、ハン・サンジュンに恋をして、全身整形を施し美しく生まれ変わるというラブコメディーだ。

 作品だけでなくキャストの話題性も大きいからか、7月29日に開かれた製作発表の取材陣は100人以上。熱気あふれる会場で、まず映像で韓国公演とキャストの紹介。その後、主要キャスト5人と関係者が舞台に登場。その場で、松竹株式会社と韓国のエンターテインメント会社CJE&M社との業務提携が発表され、「日本と韓国、お互いの文化を共有しながら新しいエンターテインメントを創っていきたい」と抱負が述べられた。

 主役のヒロイン、カン・ハンビョル役は、ダブルキャスト。韓国初演時主役を演じて数々の賞を受賞したパダは、元祖K−POPアイドルの実力派。「友好国である日本で公演できるのはとても嬉しい。地震で大きな被害があったが、俳優として皆さんを応援する気持ちで演じたい。素敵な作品なので、本当に楽しんでもらえるように準備をしたい」と語った。

 もう一人は、“KARA”のリーダー、パク・ギュリ。ミュージカル初挑戦だ。取材陣の多さに感謝しつつ「自分が初めてこの映画を観た時のように、たくさんの人々に楽しさと面白さと感動を伝えたい」と流ちょうな日本語で話した。「舞台でのヒップダンスは?」との問いに「今のところは、与えられた演出に沿って忠実に役を務めたい。回を重ねて慣れてきたらそういうこともあるかも…」と笑った。

 相手役のハン・サンジュン役は、トリプルキャスト。実力派俳優2人とK―POP期待の星だ。舞台出身で、今や映画・ドラマの悪役からコミカルな役まで演じる長身のイ・ジョンヒョクは、「現在、韓国で猛レッスンしている。さらに練習を重ねて、日本公演を楽しみに」。

 韓国ミュージカル界のスターとして数多くの舞台に出演し、最近は演出家としても活躍のオ・マンソクは、「学生時代、韓国で日本の劇団四季“ジーザス・クライスト=スーパースター”を観て、とても興味深かった。海外の作品なのに日本のカラ―やアジア人ならではの情緒もあって。この“美女はつらいの”も、ブロードウェイや他の国のミュージカルに負けないような作品にしたい。いつか世界中からミュージカルを観るために日本や韓国を訪れる日が来るように願う」と熱く語った。

 そして、“超新星”のキム・ソンジェは「普段から尊敬している先輩方や、パダさん、ギュリさんと共演できることはとても光栄だが、緊張している。これからしっかり準備して、日本のファンの皆さんに素敵な公演を観て頂けるように努力したい」。

 主役がダブルで相手役がトリプルだから、合わせて6通りのキャスティングを楽しめる。

 作品プロデューサーのキム・ヨンウクは「韓国の初演から3年、韓国そしてブロードウェイのスタッフが総力を挙げて全面的に修正、補完をしての再演。わくわく心弾む舞台を沢山の方に観て頂きたい」と語った。

 しっかりとしたストーリーを基に様々な音楽、特殊メイクを始めマジックまで含まれた華やかな舞台。見どころいっぱいのミュージカル「美女はつらいの」、今年後半の大きな話題になりそうだ。

◆ミュージカル「美女はつらいの」
《大阪公演》2011年10月8日(土)〜11月6日(日) 大阪松竹座
詳しくは、公式サイトへ

《筆者プロフィール》坂口智美 フリーアナウンサー。ラジオの放送記者を経て現職。大阪生まれ、在住。音楽・美術・観劇・美食・旅をこよなく愛し、各分野のコミュニケーションを目指す。チュニジアが故郷のアロマテラピーの啓蒙にも力を入れている。(IAA国際アロマニスト協会関西支部長)


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