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OSK日本歌劇団がゲストハウスで定期公演はじめる

2011年10月7日

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写真:(C)OSK日本歌劇団拡大(C)OSK日本歌劇団

写真:「OSK SHOW in オ・セイリュウ〜第1幕トレジャーダンシング〜」に出演する楊琳=(C)OSK日本歌劇団拡大「OSK SHOW in オ・セイリュウ〜第1幕トレジャーダンシング〜」に出演する楊琳=(C)OSK日本歌劇団

 OSK日本歌劇団のショーが定期的に楽しめるスペースが10月3日(月)、大阪・心斎橋に誕生した。観光・ショッピング・食の街、大阪の新しいスポットになりそうだ。(フリーライター 坂口智美)

 大阪市を代表する繁華街で商業の中心・文化の発信地として栄えてきた心斎橋。ここに店を構えることを夢や目標にする大阪人は今も多い。このにぎやかな街の結婚式場などが入ったゲストハウス「オ・セイリュウ」で、週に4回、OSKのショーが楽しめる。開幕に先立ち、関係者による会見が行われた。

 主催者である(株)セイリュウ常務取締役の吉川寿子は「60年前料亭として創業、リニューアルして西洋風のゲストハウスとして開業し、今年の9月まではブラジルからダンサーを招聘して25年間サンバショーを継続してきた。この度、大阪で誕生したレビュー劇団であるOSK日本歌劇団の公演によって大阪ミナミの活性化にも貢献したい」と語った。(株)OSK日本歌劇団代表取締役の川内英幸は「大阪松竹座と共にミナミにおけるOSK公演拠点の一つにしたい。大阪の観光客誘致の一因にもなれば嬉しい」。劇団OGで構成・演出のACCHY(アッチー)は「入団1〜5年目のフレッシュなメンバーでOSKの新しい風、新しい面を発掘したい。何度も足を運んでもらえるように週替わりの場面も用意した」。今回が初主演で入団5年目男役の楊琳(やん・りん)は、「大きな役を頂いて、とても緊張している。兜の緒を締めて、毎日新鮮な気持ちで頑張りたい。お客様には気持ちよく楽しんでいただき、ショーを観て一日の疲れが取れるようなステージを目指したい」。容姿端麗でダンスに定評のある彼女が、メンバー7人のリーダー役を務める。

 ショーは午後8時30分から、休憩15分を挟んで60分。次々とテンポよく繰り広げられる歌と踊り。ポピュラー、クラシック、ラテン、ヒッップホップあり、衣装も定番ではなく品格を残しつつ崩したカッコよさ。せり上がった30平方メートルの舞台はフラットにもなり、出演者がテーブルを回ることができるので、プチディナーショーの雰囲気も味わえる。アバの「ダンシングクイーン」では、観客と一緒に振付し、会場全体がディスコに一転した。炭酸飲料のような、まさに若さ弾ける笑顔のステージ。全10景があっという間に過ぎた。この日は、OSKのファンだけでなく、平日だったからかスーツ姿のサラリーマンも多く、70席が満席だった。予約状況によっては100席まで増やせるとか。

 今回のステージは「第1幕トレジャーダンシング」と題して、11月30日(水)までの公演。12月以降は、メンバーチェンジしてまた新しいレビューショーが始まる予定だ。OSKが目指す、一人一人が輝き親しみやすいエネルギッシュなステージ。その素地を育てる良い拠点ができたのではないだろうか。

 心斎橋と言えばもうひとつ、OSKは今月末、男役の高世麻央主演の「Song&Act with Dance 心斎橋らぷそでぃ」が大丸心斎橋劇場で上演される。舞台は大阪が大正時代から昭和初期にかけて大大阪(だいおおさか)と呼ばれた時代。カフェを舞台にジャズメドレーでつづる音楽劇だ。先月、8年ぶりの東京公演を成功させた高世麻央のオシャレで華やかな舞台が楽しみだ。

 来年90周年を迎えるOSK日本歌劇団。記念公演の「春のおどり」まで、万華鏡のように各地で舞台が用意されている。

◆「OSK SHOW in オ・セイリュウ〜第1幕トレジャーダンシング〜」
《大阪公演》2011年10月3日(月)〜11月30日(水)の月・水・木・金曜日 心斎橋「オ・セイリュウ」
詳しくは、OSK日本歌劇団公演情報へ

◆「Song&Act with Dance 心斎橋らぷそでぃ」
《大阪公演》2011年10月28日(金)〜10月30日(日) 大丸心斎橋劇場
詳しくは、OSK日本歌劇団公演情報へ

《筆者プロフィール》坂口智美 フリーアナウンサー。ラジオの放送記者を経て現職。大阪生まれ、在住。音楽・美術・観劇・美食・旅をこよなく愛し、各分野のコミュニケーションを目指す。チュニジアが故郷のアロマテラピーの啓蒙にも力を入れている。(IAA国際アロマニスト協会関西支部長)


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