現在位置:
  1. asahi.com
  2. エンタメ
  3. 舞台
  4. トピックス
  5. 記事

トピックス

セクシーに華やかに 『CHICAGO』開幕直前レポート

2008年10月7日

  • 取材・文:ライター・佐藤さくら/写真:岩村美佳

写真ミュージカル『CHICAGO』より「NOWADAYS〜HOT HONEY RAG」の場面。ヴェルマ役の和央ようか(左)とロキシー役の米倉涼子

 初演から30年以上の間、世界中で愛され続けているミュージカル『CHICAGO』。その日本版初日を8日に控え、10月7日、プレスコールが赤坂ACTシアターで行われた。

 まずは「OVERTURE」、ぴったりと体に張り付くような衣装の大澄賢也とアンサンブルが登場し、いきなり高度なフォッシースタイルのダンスから。続いて舞台中央に元歌姫のヴェルマ(和央ようか)が現れ、有名な「ALL THAT JAZZ」を。和央は宝塚歌劇団を退団後、初の舞台での女役。ショートヘアと太目のアイライン、長い手足が目を引き、強い意思をもったヴェルマといった印象だ。

 悪徳弁護士ビリー(河村隆一)が登場する華やかな「ALL I CARE ABOUT」の後、スターを夢見るロキシー(米倉涼子)が、世間の同情を集めようと記者会見を開く「WE BOTH REACHED FOR THE GUN」。ここは操り人形のような動きでコミカルに魅せる米倉と、彼女を腹話術師のように操る河村の多彩な歌声が見事。その他、ロキシーが自分の夢を歌い上げる「ROXIE」、ラストでのロキシーとヴェルマのショーナンバー「NOWADAYS」 「HOT HONEY RAG」、そして「FINALE」も公開された。

写真ミュージカル『CHICAGO』プレスコールを終え会見に臨む、左から河村隆一、米倉涼子、和央ようか、大澄賢也

 その後の会見では、ミニワンピースを身に付けた米倉が「ブロードウェイで一番好きな『CHICAGO』の舞台に立っているのが夢みたい。衣装も(露出度が)ほとんど下着みたいですけど、この作品は“肉体を見せる”舞台なので、恥ずかしいとか言ってる場合じゃない。とにかくやらないと!という気持ちです」と意気込みを語った。また、随所で甘い歌声を聞かせる河村は「今回、普段より少しキーが低いバリトンで歌っています。新しいチャレンジですね」、和央は「私も宝塚にいたとはいえ、それ以外のミュージカルはこれが初めて。米倉さんと河村さんも初ミュージカルということで、変に緊張せず楽しんでやれています」と語った。

 一方、ダンスリーダーとして振付助手を務めながら、ロキシーに殺される愛人役も演じている大澄賢也が「稽古場ではチームワークとして全員に筋トレを課してました。それがブロードウェイのやり方ですから」と話すと、すかさず米倉から「オニです」との突っ込みが。気さくに笑い合う4人の表情に、初日への期待が高まるプレスコールとなった。(ライター・佐藤さくら)

写真 写真拡大左はミュージカル『CHICAGO』より「WE BOTH REACHED FOR THE GUN」の場面。手前がロキシー役の米倉涼子。奥がビリー・フリンを演じる河村隆一/右はミュージカル『CHICAGO』プレスコールを終え会見に臨む、左から河村隆一、米倉涼子、和央ようか、大澄賢也

 ◆ミュージカル『CHICAGO』

《東京公演》10月8日(水)〜11月2日(日)/赤坂ACTシアター
《大阪公演》11月4日(火)〜6日(木)/梅田芸術劇場メインホール
《東京凱旋公演》11月12日(水)〜16日(日)/青山劇場

主演:米倉涼子、和央ようか、河村隆一
作詞・脚本:フレッド・エッブ 作曲:ジョン・カンダー 初演版演出・振付・脚本:ボブ・フォッシー オリジナルNYプロダクション振付:アン・ラインキング オリジナルNYプロダクション演出:ウォルター・ボビー 翻訳:常田景子 訳詞:森雪之丞
⇒(詳しくは『CHICAGO』公式サイトへ


検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内