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インタビュー

ルグリ、新作ソロを披露 世界最高のダンサーたちがディナーショーで競演

2008年12月2日

  • 提供:朝日新聞出版

写真マニュエル・ルグリ=撮影・瀬戸秀美

 バレエ界の最高峰、パリ・オペラ座ダンサーを中心とするスターダンサーが、『クリスマスチャリティーガラ2008』をグランドプリンスホテル新高輪で行う。劇場と違い、ホテルに作られた舞台でディナーショーの形式により、人気ダンサーが踊る姿を間近に見ることができるという贅沢な試みだ。

 オペラ座バレエのエトワールとして世界のバレエ界を牽引する、大御所マニュエル・ルグリをはじめ、バンジャマン・ペッシュ、エレオノラ・アバニャートのほか、今、バレエファンの注目を一身に集めるハンブルク・バレエ団の若手プリンシパル、アレクサンドル・リアブコ、シルヴィア・アッツォーニらが参加するゴージャスなバレエの夕べ。

 プログラムは、『白鳥の湖』、『ロミオとジュリエット』、『ラ・シルフィード』などおなじみの作品のほか、ルグリにとっての新作ソロで今回が世界初演となる『ザ・ピクチェー・オブ…』などで構成されている。

 プレミアム・ガラでは、ガラ・ディナーの後、ダンサーとともに過ごせるアフターパーティも予定されている。

 来日を前に、今回のガラを実験的な試みと言うルグリに話を聞いた。

マニュエル・ルグリ(オペラ座ダンサー エトワール)

写真マニュエル・ルグリ(プロフィール)

 今回は、ホテルに舞台を設置してバレエの舞台をご観劇いただくという実験的な試みをします。
 もちろん、踊るのに劇場にまさる場所はありません。 しかし今回の主催者が、必ずダンサーのために可能な限り最良な舞台を用意してくれると信じていますし、観客とより緊密な関係を築くことができることは、この上ない喜びです。
 このガラはチャリティという目的がありますので、その意味でも意義深い公演だと思います。

 今回、この舞台で初めての作品に取り組むことになりました。以前から私は新しい“ソロ”が踊りたかったのですが、なかなかそのチャンスに恵まれませんでした。
 パトリック・ド・バナとの出会いにより、願いがようやく叶うことになったのです。彼は才能豊かで、直感力に優れた若い振付家ですが、私のために新しい作品を作ってくれました。
 彼の世界は雄大で先鋭的です。私はこの新作が観客に強い感動を与えると確信してい ます。

 創作という作業は、ひとことではいえないほど労力を要し、それゆえに壮大なる夢を見る側にも演じる側にも運んでくれます。この舞台は、私にとっては、自分への贈り物でもあり、そして私からファンの皆さまへのクリスマスプレゼントでもあるのです。

 私は昨年の夏、日本公演中にけがをして休演してしまいましたが、それほど深刻なものではありませんでした。その後、予定されていた公演はすべて踊ることができたのです。

 私は日本の皆さまが変わらず、私を信頼してくださることを願います。私と皆さまの共有する夢が まだまだたくさん残っているからです。

クリスマスチャリティーガラ2008
期日:2008年12月20日(土)、21日(日)
場所:東京・グランドプリンスホテル新高輪 飛天
出演ダンサー:マニュエル・ルグリ、バンジャマン・ペッシュ、エレオノラ・アバニャート、アレクサンドル・リアブコ、シルヴィア・アッツォーニ、パトリック・ド・バナ
プログラム:『白鳥の湖』『アーメド』『ロミオとジュリエット』『バーンスタイン・ダンス』『ヘルマン・シュメルマン』『ザ・ピクチェー・オブ…』『カンツォーニ』『ラ・シルフィード』
※出演者、プログラムはやむをえない事情により変更になる場合があります。
詳しくはグランドプリンスホテル新高輪のサイトへ

 ☆マニュエル・ルグリ 1986年以来、パリ・オペラ座バレエ団の最高峰エトワールとして、踊り続けている。精緻でアカデミックなテクニックとともに優雅さと清々しい感性に富む表現力は、男性舞踊家の手本といわれている。日本では自らプロデュースする「ルグリと輝ける仲間たち」公演、「世界バレエ・フェスティバル」などで再度来日。


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