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早乙女太一 幻想と郷愁、静と動が交錯する新作『わらべうた』

2009年1月6日

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写真早乙女太一=1月5日、東京・青山劇場にて行われた「わらべうた」舞台稽古で、撮影・平田ともみ

写真早乙女太一=1月5日、東京・青山劇場にて行われた「わらべうた」舞台稽古で、撮影・平田ともみ

 大衆演劇のスター・早乙女太一の新春特別公演『わらべうた』の舞台稽古が、開幕前日となる1月5日夜、東京・青山劇場で行われた。

 第1部の舞踊ショーは、17歳の青年・太一を前面に打ち出した躍動感あふれる構成。和太鼓をバックに青いサテンの衣装で力強くタップを踏むオープニング、黒の紋付袴で激しく力強く踊る「田原坂」、大川良太郎と群舞の激しいアクションの後、静かに現れ、モーツァルトの「レクイエム」を舞う場面は哀しみをたたえ、ファンタジックでもある。

 第2部は今回が初披露となる舞踊劇『わらべうた』。蝶の精たちが飛ぶ華やかで幻想的な幕開け、あでやかに舞う花嫁姿の太一、郷愁を誘う村里の風景、遊郭の花魁太一、そして不気味な岩場で鬼女と化す太一。まばゆいばかりの照明は、のどかな里山の風景さえもどこか異世界に感じさせる。女形・太一の舞は、たおやかさと情念の激しさが交錯し、観る者の目を捕らえて離さない。

 太一の所属する劇団朱雀、太一の相手役を務める大川良太郎と大川率いる劇団九州男のほか、たけし軍団、JAE(ジャパン・アクション・エンタテインメント)のメンバーが出演。新春にふさわしい、華やかで勇壮な舞踊が次々と展開される。

 『わらべうた』は1月6日から18日まで青山劇場で、2月1日から20日まで大阪・新歌舞伎座で上演される。なお大阪公演の第1部は芝居『鯉名の銀平 雪の渡り鳥』となる。

         ※      ※      ※

特集「早乙女太一・千年の祈り」&プレゼント

 アサヒ・コムでは早乙女太一特集を連載中。百年に1人の天才女形といわれる早乙女太一の代表作「千年の祈り」を中心に、09年新春特別公演「わらべうた」まで、密着レポートをお届けしています。

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フォトドキュメント「太一 16歳・千年の祈り」

フォトドキュメント「太一 16歳・千年の祈り」
著者早乙女 太一
撮影アミタ マリ

ISBN:978-4-02-250493-7
価格:2000円(税込)
出版社:朝日新聞出版
B4変形 96ページ
詳しくはasahi.comBOOKの書籍検索

◆新春特別公演『わらべうた』
《東京公演》
場所:東京・青山劇場
期間:1月6日(火)〜18日(日)
詳しくは公演案内のページへ
《大阪公演》
場所:大阪・新歌舞伎座
期間:2月1日(日)〜20日(金)
詳しくは公演案内のページへ


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