現在位置:
  1. asahi.com
  2. エンタメ
  3. 映画・音楽・芸能
  4. 舞台
  5. 演劇
  6. 記事

バレリーナ・小野絢子 入団1年で主役

2008年8月11日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真

 あどけない容姿だが、清楚(せいそ)で凜(りん)とした雰囲気。新国立劇場バレエ団の次代の有望株として期待が高まる。

 2月のワシントン公演「ライモンダ」の「夢の場」でもソロを踊り、注目を集めた。さらに同バレエ団に入団してわずか1年で、早くも11月公演「アラジン」の主役を射止めた。

 振り付けは10年から舞踊芸術監督を務めるデビッド・ビントレー。オーディションで得た大役にも「小学生のころあこがれた湯川麻美子さんと一緒の役なんて、まさかという思いだった」と驚きを隠さない。

 アラジンに愛されるプリンセスは、深窓育ちだが芯も強く、魅力的な役柄。「これまでは村娘役などが多く、ノーブルな美しさを出せるか心配。でも、人まねは嫌だし、自分なりにイメージを探ってみたい」

 父の赴任地ニューヨーク生まれ。1歳未満で日本に戻った。お姉ちゃん子で、姉のチュチュ姿にあこがれてバレエを始めた。小学校に入って始めた日本舞踊も姉の影響だったという。

 高校卒業後、伸び悩みを感じ、自分を鍛え直そうと新国立劇場バレエ研修所へ。それでも「2年間で消化しきれず、もう1年やりたかった」と控えめだ。

 「小柄なだけに、きれいにまとめず、伸びやかに踊りたい」。愛犬「太狼(たろう)」との散歩や何となくひとりぽっちでいることが好きな自称「のんびり屋」も、転機をヒシヒシと感じているようだ。(上坂樹)

   ◇

 〈おの・あやこ〉 86年生まれ。4歳から小林紀子バレエ・アカデミーで学ぶ。この間、仏・マルセイユに短期留学。アデリン・ジェニー国際バレエコンクール金賞。新国立劇場バレエ研修所を経て、同劇場バレエ団にソリストで入団。

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内