南インド・タミルナード州の、修道女によって指導された少女たちの踊りの公演が11、12日、東京ウィメンズプラザホールである。彼女たちを撮ったドキュメンタリー映画「シスター・チャンドラとシャクティの踊り手たち」(松居和監督)も一部上映される。
チャンドラさんは、カーストで最下層と差別されてきたダリット出身の少女たちに、自尊心を育てようと舞踊を教えてきた。彼女たちは、本来は上位カーストの葬儀のときに男性が使う太鼓をたたきながら踊り、女性の怒りや悲しみを表現する。
映画を監督した松居さんは音楽家で埼玉県の教育委員。04年に何度も現地を訪れてシスターや少女の生活を撮影し、初めての記録映画を自分で音楽もつけて編集した。あたたかく結ばれた親子関係を通して、経済だけではとらえられない幸せを考えさせる。今年の米国ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭の長編ドキュメンタリー部門金賞などを受賞している。
両日とも午後3時、午後6時半開演。3千円。問い合わせはロード・プロモーション(043・293・2828)。