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別役実の戯曲「病気」を上演

2009年5月18日

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 別役実の代表作のひとつ「病気」を名取事務所が20日から24日まで、東京・両国のシアターX(カイ)で上演する。日本での上演と並行して戯曲翻訳など海外公演の準備を進める「別役実 海外交流シリーズ」の第1弾だ。

 名取敏行代表は「日本の現代演劇を代表する劇作家の作品を海外に広く紹介したい」と企画意図を話す。「欧州の演劇祭では平田オリザさんや岡田利規さんが人気だが、小劇場運動を長年牽引(けんいん)してきた別役さんはほとんど知られていない。独特なナンセンスや不条理の感覚をうまく翻訳できる人がいなかったことも原因でしょう」

 今作のけいこ場には翻訳家も入り、来年5月のパリとモスクワでの公演に向けて戯曲翻訳や字幕・同時通訳の作業も進める。

 「病気」は81年に文学座が初演。乾いた笑いが次第に怖さをはらんでいく不条理劇だ。別役作品を長年上演してきた演劇プロデューサーのK・KIYAMA(木山潔)が演出し、吉野悠我、森尾舞、三谷昇らが出演する。

 来年7月には第2弾「受付」を国内で上演する予定だ。「3作目はぜひ書き下ろしを」と名取代表は話す。電話03・3428・8355(名取事務所)。

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