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本物の家庭ロボも出演 近未来の夫婦描くコメディ上演へ

2010年4月28日

写真劇団のメンバーとNEO(中央)の練習風景=小林賢一さん提供

 近未来に家庭用ロボットが巻き起こす、夫婦のドタバタを描いた「ロボティック・ドラマ」が、29日に横浜市内で上演される。実際のロボットが共演する珍しい舞台だ。劇団は「実験的なチャレンジを見てほしい」と話す。

 ロボットの調査研究をしている「ロボットメディア」の社長小林賢一さん(49)=千葉県習志野市=が脚本を書いた。同県船橋市を拠点とするアマチュア劇団「劇団十夢(とむ)」(田上洋子団長)が演じ、東京都渋谷区のネットワークサービス会社「サイバーステップ」が開発したロボットも出演する。

 ストーリーはこうだ――。2020年、結婚4年目の夫婦が倦怠(けんたい)期を迎えていた。同居しているのは、メールの送受信、情報検索から、掃除や洗濯などの家事までこなすロボット「NEO(ネオ)」。夫の浮気相手からのメールを巡って始まった夫婦げんかに、NEOがある行動を取る……。

 無線でインターネットにつながっているNEOは、ネット上から最適な解を探し出して対応し、見聞きしたことを記録する「ライフログ」機能など備えている、という設定だ。小林さんは、NEOにあたかも知能があるかのように感じることで生まれるドタバタを描こうとしたという。

 ネットワークとつながるロボットはすでに開発されており、遠隔操作したり、ロボットの目を通して物を見たりすることができるという。小林さんは「ロボットが当たり前のように家庭に入り込む日も近い。その時起こりうる事態を想像して、楽しんでもらえれば」と話している。

 上演は、29日午後3時からと同5時から、横浜市都筑区中川1丁目のハウスクエアホールで。中学生以上千円。申し込みは、小林さん(047・493・2490)へ。(木村尚貴)

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