現在位置:
  1. asahi.com
  2. エンタメ
  3. 映画・音楽・芸能
  4. テレビ・ラジオ
  5. 記事

不況に勝てず…読売テレビがお笑い賞番組休止

2009年12月2日

 読売テレビ(本社・大阪市)は「上方お笑い大賞」以来、約40年にわたり続けてきたお笑いの賞を休止し、番組放送もやめる。年末が恒例だったが、不況による番組統廃合の一環で、来年以降の復活も白紙という。

 上方お笑い大賞は1972年に始まり、桂米朝、横山やすし・西川きよしらが大賞を受賞。2年前からは「笑いの超新星」という新人部門のコンテストを残し、番組放送を続けてきた。休止理由として、読売テレビは「お笑いの多様化で、審査の尺度が難しくなった」ことも挙げる。

 読売テレビ出身で、上方お笑い大賞の審査委員も務めた日本笑い学会の井上宏会長は「大阪の文化の根底にあるのは『笑い』。関西の放送局は育成につながるコンテストで支援してきた歴史がある。不況の時こそ笑いが必要だと思うが、とてもさみしいことで残念」と話している。

 在阪放送局のお笑い賞は、66年から続く「上方漫才大賞」(ラジオ大阪・関西テレビ)が最も古く、「NHK上方漫才コンテスト」(NHK大阪放送局)、「ABCお笑い新人グランプリ」(朝日放送)、「MBS新世代漫才アワード」(毎日放送)も毎年放送され、若手芸人らの目標となっている。(篠塚健一)

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内