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総選挙特番、競う各局 タレント起用・重厚ゲスト…

2009年8月25日

写真:「審判の日」と位置づけたフジテレビの選挙特番のキャスター陣「審判の日」と位置づけたフジテレビの選挙特番のキャスター陣

写真:日本テレビは島田紳助(右)を司会に起用。村尾信尚キャスターと組む日本テレビは島田紳助(右)を司会に起用。村尾信尚キャスターと組む

 総選挙が開票される30日夜、テレビ各局は選挙報道の特別番組を組む。「選挙特番なんて当選速報を伝えるだけでどこの局も同じ」ではない。情報の速さや見せ方にNHKや民放キー局は知恵を絞っている。

 日本テレビは夏恒例の「24時間テレビ」と重なった。30日午後7時59分から6分間はメーンが選挙報道になるが、その後、24時間テレビが終わるまでは字幕で速報を流す。午後9時に始まる選挙特番は、24時間テレビから引き継ぐ形になるため視聴率が高まるのでは、と見るテレビ関係者は少なくない。

 日本テレビ以外はどこも、投票が締め切られる午後8時の数分前から特番を組んで放送し続ける。NHKは午後7時55分からで「初の5分前倒し」という。「これまでは1、2時間遅れ」だったテレビ東京も「政権選択の歴史的な選挙」と見て午後7時57分から始める。

 「番組初めに見せる各党の獲得議席予想が、各局の腕の見せどころ」。フジテレビの特番の安藤優子キャスターは18日の記者会見でこう述べた。出口調査などをもとにした各局独自の情勢判断が示される。NHKやテレビ東京の繰り上げで、速報の戦いはこれまで以上に熱くなりそうだ。

 「見せ方」では、司会やゲストがポイントだ。普段ニュースを伝えているキャスターを特番の顔にすることが多いが、日本テレビは07年の参院選に続いて島田紳助を司会に起用した。TBSはビートたけしをスペシャルコメンテーターに迎える。

 姜尚中、竹中平蔵、猪瀬直樹、北川正恭各氏をはじめとする計9人の「重厚なゲスト」の分析に期待しているのはテレビ東京。袴田健プロデューサーは「ビジネスマンやOLをターゲットに、どっしり構えた番組をつくりたい」。05年の総選挙で取り組んだ、政界の今後をドラマ形式で描く手法は、今回は取りやめた。

 フジテレビは映画「ターミネーター」の設定に引っかけ、投開票日を有権者による「審判の日」と位置づける。ターミネーターの音楽をイメージとして使う。

 テレビ朝日は速報に加え、おなじみの田原総一朗氏による討論が見せどころ。各党の論客をスタジオに迎える31日午前0時半からの第2部で、新政権の今後を見通す意気込みだ。(岩本哲生、大室一也、高津祐典)

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