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CS向け初連ドラ 「ニュース速報は流れた」

2009年11月12日

 CS放送の有料チャンネル「フジテレビNEXT」で18日午後9時から連続ドラマ「ニュース速報は流れた」が始まる。フジテレビがCS向けに初めて制作したドラマだ。地上波に比べて制作費を大幅に抑えたが、スタッフや俳優には一線級を起用。緊張感に満ちた展開が視聴者をひきつけそうだ。

 舞台はテレビ局の報道センター。深夜、アシスタントディレクターの亮平(成宮寛貴)に「北海道に核ミサイル」とのメールが届く。そこから流れたニュース速報。発見された死体。裏に隠された真相とは? 複雑な人間関係がうずまくなか、事件発生から翌朝までの8時間を隔週の全10話で描く。

 第1話の1時間は緊迫感が濃密だった。回しっぱなしのカメラが成宮や小林薫ら俳優陣に大胆に迫り、芝居の勢いが画面いっぱいに広がる。

 大きな特徴は、分かりやすさが求められる地上波ではまずできない「難解さ」だ。成宮は「みている人を次々と裏切っていく」。アナウンサー役の酒井若菜は「伏線が多すぎて予測できない」。視聴率やスポンサーを気にせず、つくりたいようにつくったという脚本の君塚良一は「人間の本性が次々と暴かれるミステリー」と話す。

 中江功監督ら実力派を投入した仕掛け人の一人、大多亮・デジタルコンテンツ局長は「地上波にはない作品ができ、いい刺激になった。面白い番組ならDVDやオンデマンドなど多様な活用も期待できる。番組制作能力を地上波以外でどう生かしていくか考えるきっかけにもなった」と話す。

 第1話は「NEXT」のほか、フジのCSチャンネル「ONE」「TWO」などでも無料放送する。ネットでも無料配信する。(丸山玄則)

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