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特別展「文豪・夏目漱石」 ミレーと「画伯」の腕比べも イベントAsahi
(2007年10月24日)

漱石模写「鵞鳥を追う少女」(山梨県立文学館蔵)
特別展「文豪・夏目漱石」に、10月23日から11月11日までの期間限定で、フランス・バルビゾン派の画家ミレーによる「鵞鳥(がちょう)を追う少女」と、それを漱石が模写した水彩画が並んで展示される。「漱石画伯」の才能を見ることができるいい機会だ。
漱石は、ミレーの水彩画のモノクロ図版を、愛読していた英国の美術雑誌で見て模写し、彩色したらしい。二つを並べると、かなり違う色調に仕上がっていることが分かる。ミレーの本物は海を渡り、今は山梨県立美術館が所蔵する。
最晩年、漱石は2人の若い僧侶との交流を楽しみ、家を訪れてきた際に水墨画を1点ずつ描き与えた。今回並んで展示されており、こちらも普段は同時に見ることが難しい作品だ。
同展は11月18日まで江戸東京博物館(03・3626・9974)で開催。