ガソリン、一気に8円値上げの店も 高騰じわじわ
2006年07月01日16時14分
ガソリンの小売価格を1日からさらに値上げするスタンドが出てきた。石油元売りが7月分の卸値を上げたためで、最大手・新日本石油の系列店の中には1リットルあたりの小売値を一気に8円程度上げる店も現れた。夏の行楽シーズンが目前だが、高騰はおさまりそうにない。
 ハイオク、レギュラーともに8円値上げしたスタンド=1日午前、東京都足立区で
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東京都足立区の環7通り沿いにある新日石系列店は1日、レギュラー価格を前日の129円から137円に書き換えた。販売スタッフは「原油高の事情を説明し、理解を得るしかない」と話す。ただ、近くの、他の元売り系列店は価格を据え置いていた。
新日石は首都圏など一部系列店約600カ所を対象に、7月の卸値を前月より最大で1リットルあたり7円程度引き上げた。原油の調達費だけだと同0.9円増だが、「過去の原油上昇分を店頭価格に転嫁できていない」(新日石・津田直和副社長)状況を改善させるため、異例の大幅値上げに踏み切った。それが、一部のガソリンスタンドで小売価格に転嫁され始めた。全国平均の小売価格は5月に1リットルあたり5円上がったが、6月は横ばいになっていた。
ただ、こうした大幅値上げはいまのところ、新日石の中でも採算割れがひどかった一部地域の動きにとどまっているとみられる。新日石以外の他の元売り系列店も苦境は同じだが、大幅値上げには様子見の雰囲気だ。
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