ガソリン15年ぶりに140円台か 新日石、卸値値上げ
2006年07月27日19時57分
石油元売り最大手の新日本石油は27日、8月分のガソリン卸値を1リットルあたり前月比4.3円値上げする、と発表した。同社としては5月分に並ぶ大幅な引き上げ。他の元売り大手も5〜6円程度の大幅値上げの方針だ。石油情報センターによると、レギュラーの全国平均の店頭価格は現在137円。卸値上昇分がそのまま小売価格に転嫁されると、90年12月以来、約15年ぶりの140円台となる。
 石油元売りの卸値改定幅とガソリンの卸値・小売値の推移
|
新日石によると、原油価格が前月より1バレル当たり約3.8ドル上昇したうえ、円安の進行で調達費が膨らんだ。店頭価格を決めるのはガソリンスタンドだが、新日石は完全子会社のスタンドには4.3円分の価格転嫁を求める。津田直和副社長は「異常な原油高が続き、消費者にも負担をお願いせざるを得ない」と述べた。
新日石以外でも、昭和シェル石油が6円、ジャパンエナジーが5.5円、出光興産が5.2円と、大幅な値上げ方針を打ち出した。各社とも調達費に加え、過去に価格転嫁できなかった分の上乗せや、製油所で使う燃料費の上昇を理由にしている。
この記事の関連情報
|
|