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アパホテル三宮「耐震性は適合」 神戸市の再計算で

2007年03月01日21時01分

 アパグループの建物の耐震強度偽装が指摘されている問題で、神戸市は1日、水落光男・1級建築士が構造計算を手がけた同市中央区の「アパホテル神戸三宮」(14階建て、202室)について、建築基準法上の問題はない、と発表した。計算に一部誤りはあるが、偽装した形跡は見当たらず、耐震強度は基準を上回る1.21だったとしている。

 市建築安全課によると、水落氏の構造計算書は、屋上部分の壁の重さなど一部の荷重計算に誤りがあったほか、間仕切り壁やバルコニーが設計図と実際の建物で一致しないなど、図面との不整合も見つかった。市はこれらを修正したうえで独自に計算。水落氏と民間確認検査機関が示した再計算の資料も検討した結果、建築基準法で認められた手法が用いられており、妥当と判断した。

 別のホテルで強度不足が指摘される中、アパグループは1日朝から同ホテルの営業を停止したが、市の検証結果を受けて急きょ再開した。市はさらに、水落氏が関与した同グループのマンション1件の検証も進めており、今月中に結論を出す方針。

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