マンションなどの耐震強度の偽装が公表される2日前の今月15日、自民党の伊藤公介元国土庁長官が不動産会社ヒューザー(東京都千代田区)の小嶋進社長を国土交通省の担当課長に引き合わせた場に、同じく偽装のあったマンションの開発会社東日本住宅(東京都新宿区)の桃野直樹社長も同席していたことが28日、わかった。
国交省によると、桃野社長は15日、小嶋社長が伊藤元長官とともに同省を訪れた際に同行。省内の会議室で3人一緒に建築指導課長と面会したという。小嶋社長が国交省の責任を指摘して公的支援を要請。桃野社長は、偽装問題での今後の対応に配慮を求めたという。
小嶋社長は、面会前後の10日と21日、北側国交相や建築指導課長に公的支援を求める文書を送っている。
伊藤元長官の政治団体「東京公友会」の政治資金収支報告書によると、東日本住宅は04年9月に開かれた政治資金パーティーで、パーティー券60万円分を購入していた。