マンションなどの耐震強度偽装問題で国土交通省は13日、ヒューザー(東京都千代田区)が販売した分譲マンション2棟が新たに、土地代による買い取りの対象に加わることを明らかにした。共に耐震強度が基準の50%を下回ることが確認され、政府が示した建て替え支援の条件を満たすため。
東京都世田谷区の「グランドステージ千歳烏山」(耐震強度34%)と川崎市の「グランドステージ溝の口」(同39%)。政府が6日に当面の支援策をまとめた時点では、分譲マンション7棟が支援対象になっており、これで計9棟になった。
また、同省はこの2棟を含むマンション4棟と、ホテル1棟で構造計算書の偽造が見つかり、姉歯秀次元建築士が書類を偽造した建物は計70棟になったと発表した。
ほかに偽造が見つかったマンションは、東京都日野市の「グランドステージ豊田」と、ハウジング大興が販売した練馬区の「コニファーコート江古田」。ホテルは、静岡県掛川市のホテル「くれたけイン・掛川」。コニファーコート江古田の耐震強度は基準値を超えていた。