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元請け建築士8人、国交省が免許取り消し 耐震偽装問題

2006年01月24日19時38分

 耐震強度偽装事件で国土交通省は24日、中央建築士審査会を開き、偽装のあったマンションやホテルの設計を元請けした東京都内の設計事務所6社の1級建築士計8人の免許取り消しを決めた。構造計算書を偽造した姉歯秀次元1級建築士は昨年12月に免許を取り消されている。

 建築士法に基づく免許取り消しが決まったのは、スペースワン建築研究所と平成設計各2人(それぞれ1人はすでに離職)と、エスエスエー建築都市設計事務所、下河辺建築設計事務所、シノケン東京支店、木村建設東京支店各1人。氏名は公表していない。

 うち平成設計など5社の6人は、姉歯元建築士の構造設計に基づいて、耐震強度が不足した危険な構造のホテルやマンションを建てさせた。シノケンとスペースワンの計2人は、設計や工事監理をするつもりがないのに、複数物件の設計者や工事監理者として名義貸しをしていた。

 各建築士は処分前の聴聞で、「設計の際に『鉄筋が少ないのでは』と言ったところ、(建築主の)ヒューザーから『経済設計だ』と言われた」「建築主から『優秀な建築士だ』と言われ、(姉歯元建築士に)疑いを持たなかった」などと話したという。

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