二重のミスで耐震強度不足 横浜の「非姉歯」マンション
2006年02月17日20時59分
横浜市は17日、姉歯秀次元建築士とは別の建築士が構造計算を担当したマンションについて、耐震強度が基準を下回り、震度5強の地震で損傷する恐れがあると発表した。偽装ではなく、設計ミスとそれを建築確認で見落とした二重のミスがあったと市はみている。市は18日に住民説明会を開いた後、ミスの内容や強度の数値など詳細を公表する。
強度不足がわかったのは横浜市内の10階建てマンション。市によると、建築主はヒューザー(破産手続き開始)。民間検査機関の日本ERIが建築確認し、木村建設(同)が施工した。構造計算を担当した設計事務所について市は明らかにしていないが、東京都内の設計事務所が行ったとみられる。
市の問い合わせに対し、日本ERIと構造計算した設計事務所はともにミスがあったと認めているという。
市によると、この設計事務所は構造計算の際、大臣認定ソフトを含む複数のソフトを組み合わせて使ったとみられ、構造計算書の最後のページに、耐震強度を満たしているかどうかがひと目でわかる表示がないという。
国交省の要請に基づいて市がヒューザーや木村建設が関与した物件を再調査するなかで、このマンションの強度不足が判明した。
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