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「建て替え推進」を決議 グランドステージ東向島の住民

2006年03月26日19時25分

 公表されている耐震強度が0.31で建て替え支援の対象となっているグランドステージ東向島(東京都墨田区、36戸)の住民総会が26日開かれ、建て替えを推進していく方針を賛成33、反対3の賛成多数で決議した。ただ、都市再生機構が作った2次素案は部屋の広さを1割減らして90平方メートルにしても、追加負担が1世帯1800万円になる内容で賛否は半々に分かれた。住民は6月をめどに負担をどこまで減らせるかなどを検討し、合意の道を探る。

 住民側は補強工事による改修も選択肢の一つとしており、姉歯秀次元建築士と同じ計算法で独自に耐震強度を検証した結果、国が建て替え支援の基準としている0.5を上回ったことが明らかになっている。追加負担額などをめぐって意見が割れ、建て替えの合意に至らなかった場合は補強を検討する方針だ。

 住民たちによると、集会では「補強では資産価値がなくなる」「(補強の方向で)結論を出すのは早い」といった建て替えを望む意見の一方で「補強の方が建て替えよりも解決が早い」という声も出たという。

 2次素案は容積率の制限を緩和する制度を使わずに床面積を1割減らす内容。追加負担は元が100平方メートルの場合は90平方メートルで1800万円、110平方メートルだと99平方メートルで1980万円。

 住民代表の田中拓さん(32)は「『強度0.31で建て替えしかない』と半ば脅迫的に選択を迫られていたのが、(補強という)違う方法もなくはないということになり、追加負担などを冷静に考えたい」と話した。

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