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「見せ金増資」イーホームズの藤田社長、容疑認める

2006年04月30日06時09分

 耐震強度偽装事件にからみ、虚偽の増資をしたとして、電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで逮捕された民間検査機関「イーホームズ」社長の藤田東吾容疑者(44)が警視庁などの合同捜査本部の調べに対し、「今にして思えば、見せ金増資だった」として、容疑を認める供述を始めていることが分かった。藤田容疑者はこれまで、「増資は正当に行われており、資本として実態がある」と反論していた。

 関係者の話や捜査本部の調べでは、藤田容疑者は01年10月、イーホームズの元監査役で、同じ容疑で逮捕された司法書士の岸本光司容疑者(66)らから借金し、同月20日、イーホームズの資本を2300万円から5000万円に増資した。岸本容疑者が法務局で増資に関する登記の手続きをとったという。

 しかし、藤田容疑者は増資の4日後、資本から2400万円を引き出し、岸本容疑者に返済。同時に、当時社長を兼任していた造園会社に2400万円を融資する形を取って、架空増資を隠蔽(いんぺい)しようとしたとみられている。

 逮捕前、架空増資の疑惑について「見せ金には当たらないと考えている。造園会社に貸し付けたが、返還が確実に見込める相手先で、資本へ充当されない恐れはなかった」と反論していた。

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