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国交省、水落建築士の免許取り消し 今年度処分60人に

2007年03月14日20時14分

 国土交通省は14日、中央建築士審査会を開き、アパグループの京都市のホテルの構造設計で耐震強度を偽装した田村水落設計(富山市)の水落光男1級建築士(58)を、建築士法に基づき免許取り消し処分にした。

 国交省によると、水落建築士は「アパヴィラホテル京都駅前」で強度を偽装したほか、京都市と大阪市のホテルや千葉県のマンションなど9件の建物で構造計算書を改ざんするなどの不誠実な行為をしたという。同省の聴聞に、水落建築士は「法令に適合しない計算はしていない」とする一方、改ざんは認めたという。

 一方、ほかに強度不足の分譲木造住宅を設計した3人も免許取り消し処分にした。処分を受けたのは、この3人と水落建築士、1〜6カ月の業務停止となった6人の計10人。06年度に処分を受けた1級建築士は過去最多の計60人となり、04年度の10人、05年度の31人から大幅に増えた。

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