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東京行きの1番機に乗り込む乗客たち=16日午前、神戸空港で |
旅客ターミナルビルやその周辺は、夜明け前から多くの搭乗客や見学者で混雑した。
ビルが営業を始めた午前5時半、入り口周辺には、混雑を予想して早く来た利用客や見物人数十人の行列ができていた。中には、一番機目当ての「徹夜組」も。旅客の円滑な搭乗を妨げるとして、見学者の入場は制限され、警察官が一部の人の体や荷物を金属探知機で調べるなど、物々しい雰囲気だった。
航空3社の出発一番機が集中した午前7時すぎには、出発ゲートに向かう搭乗客の長い列で、出発ロビーはごった返した。保安検査も、ペットボトルのふたを開けてにおいをかぐなど、厳重で時間がかかり、出発間際には、イライラした様子で時計に目をやる人が目立った。搭乗口に向かって走り出す人もいた。
事前の見学会が予想以上の盛況だったため、ビル運営会社は2日前に急きょ、駐車場の利用を搭乗者と送迎者に限定した。ただ、知らずにマイカーで見学に訪れ、警備員に引き返すよう求められる人が続出した。
航空機の離着陸が見える屋上の展望デッキは一番人気で、フェンス際には見物客が鈴なりになった。飲食店や土産店もにぎわい、神戸に本店を置く洋菓子店を集めた「神戸スイーツコーナー」では、空港限定商品が人気を呼んでいた。チョコレート店の従業員は「目標の2倍のペースで売れている」と声を弾ませた。