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専門家が調査、「カビに間違いない」 キトラ古墳天文図

2006年05月02日13時31分

 奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡)で石室天井の天文図にカビらしきものが見つかった問題で、文化庁から派遣されたカビ専門家の高鳥浩介・国立医薬品食品衛生研究所衛生微生物部長らが2日午前、石室内に入って調査を実施した。途中で石室から出てきた高鳥氏は「カビであることは間違いない。サンプルを培養して詳しく調べたい」と述べた。計11カ所からサンプルを採ったという。今後、除去方法を検討する。

 この日は、やはりカビなどの影響で極彩色の国宝壁画の劣化が進み、来年2月に石室解体が予定されている同村の高松塚古墳(特別史跡)にも、文化庁の保存科学担当の職員ら2人が定期点検に入った。西壁の男子群像の絵の上と天井の計約30カ所に白い1ミリ程度の綿状のカビが見つかったが、アルコール殺菌して除去した。「深刻なカビではない」としている。

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