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佐藤工業、与野党国会議員に幅広く献金 福島談合事件

2006年09月05日17時25分

 福島県発注の下水道工事をめぐる談合事件で、競売入札妨害(談合)容疑で東京地検特捜部に逮捕された、同県内の大手建設会社「佐藤工業」(福島市)の営業統括部長八巻恵一容疑者(47)と同社幹部2人が04年、自民党の佐藤剛男(たつお)衆院議員(比例東北ブロック)の資金管理団体に計305万円を個人献金していたことが朝日新聞の調べで分かった。

 佐藤工業関係者や関連会社は、ほかにも同県選出の自民、民主両党の議員らに広く献金をしていたことも判明。同社はこれらの献金について「担当者が不在なので分からない」としている。

 佐藤議員の資金管理団体が提出した政治資金収支報告書によると、献金は八巻容疑者と幹部社員がそれぞれ150万円、副社長が5万円。政治資金規正法では年間の個人献金の限度額を150万円と定めており、八巻容疑者らの献金は上限に当たる。

 ほかに特捜部の聴取を受けた同社の佐藤勝三会長が、自民党の根本匠衆院議員(福島2区)に30万円、国家公安委員長の沓掛哲男参院議員(石川)の資金管理団体に12万円を献金。副社長は同党の脇雅史参院議員(比例)に120万円、民主党の佐藤雄平参院議員(福島)の資金管理団体に30万円を献金していた。

 同社の関連会社から12万円の献金を受けた自民党の太田豊秋参院議員(福島)の地元事務所は「議員が建設会社を経営していた関係で(佐藤会長らとは)以前から付き合いがあった」。沓掛氏の事務所は「面識があったということで個人的に献金を受けている。会社が事件を起こしていたとは全く知らなかった」、脇議員の事務所は「先方のご厚意で、と理解している」と説明。佐藤雄平氏の事務所は「会社でなく、個人として応援していただいている、と認識している」と話している。ほかの議員事務所は「担当者が不在で分からない」などとしている。

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