横転の特急「屋根瓦飛んできた」 広島では記者不明に
2006年09月18日01時42分
九州北部を一気に駆け抜けた台風13号は多くの被害を出した。
 突風にあおられて脱線、横転した特急「にちりん9号」=17日午後3時7分、宮崎県延岡市別府町で
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 突風で飛散した木材を片づける人たち=17日午後4時21分、宮崎県日向市幸脇で
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 台風13号の影響で欠航が相次いだ福岡空港は、航空会社のカウンター前に長い列ができていた=17日午後3時20分
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 JR長崎駅に通じる歩道橋では猛烈な風が吹き込み、買い物客らがこわごわ歩いていた=17日午後3時52分、長崎市大黒町で
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「車両の窓ガラスに屋根瓦や木が飛んできた。その後、列車がレールの外側にゆっくりと倒れ込んだ」。横倒しでほとんどの窓が割れた「特急にちりん」の乗客、宮崎県延岡市の秦純一さん(51)は、転覆した2両目にいた。現場では材木が散乱し、民家の窓ガラスの多くも割れた。屋根瓦も飛ばされ、電柱は根元からなぎ倒された。
「消防団員やけぇ、いかにゃいけん。うちのことは後でやるけぇ」。広島市安佐北区で川に流されて亡くなった消防団員の毛利和範さん(50)は16日夜、家族にこう言い残して出かけたという。
安佐北消防団などによると、毛利さんは自宅を出たあと土嚢(どのう)を車に積み、地区を流れる小河内川沿いの民家に向かう途中、車ごと濁流にのみ込まれたとみられている。地域活動のリーダー役を務め、世話好きで責任感の強い人だったという。
広島市で行方不明になった中国新聞北広島支局の松田高志記者(27)は16日午後10時ごろ、同市安佐北区安佐町の鈴張地区が大雨に見舞われている様子を携帯電話で本社に連絡。約15分後、同僚カメラマンと携帯電話で話し、近くのコンビニエンスストアで合流する約束をしたまま消息を絶った。
今月初め、広島県内で12人の重軽傷者を出した昨秋の台風14号から1年の連載記事を書いたばかり。岡畠鉄也人事部長は「常々記者には安全第一を徹底させていた。危険な場所に近づくのは記者の習性だとは思うが」と語った。
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