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「重大な関心もち注視」 タイ・クーデターで安倍長官

2006年09月20日12時21分

 安倍官房長官は20日の記者会見で、タイで起きたソンティ陸軍司令官によるクーデターについて「このような事態が発生したことは残念で、我が国としては重大な関心をもって事態の推移を注視している。速やかに状況が正常化し、民主的な政治体制が回復されることを強く期待する」と述べた。外務省は現時点では大きな争乱に至る可能性は少ないとみているが、在留邦人に注意を呼びかけている。

 外務省関係者によると、バンコクの日本大使館には事前に「19日夜に軍関係者から何らかの発表がある」との情報がタイ側から寄せられ、警戒していた。クーデター発生後は大使館員をバンコク市内に配置し、装甲車の出動などを確認させるなど情報収集した。

 これまでも軍がクーデターを起こすとのうわさがあったが、外務省関係者は「実際に軍が動くとは予想していなかった」と言う。ただ今のところはタイ国民を巻き込むような混乱には至らないと判断しており、「しばらくは様子を見る」(関係者)としている。内閣官房幹部は20日、「タイにはみなが従う国王がいる。(武力争乱に至る可能性は)聞いていない」と語った。

 外務省は20日、「今後の状況は現段階では予測が困難」とし、在留邦人に安全な場所に待機するよう呼びかけたほか、タイへの不要不急の渡航を控えるよう勧告した。

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