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タクシン氏、英国に到着 このまま亡命の可能性も

2006年09月21日11時06分

 クーデターでタイ首相の座を追われたタクシン氏が20日夕、英国に到着した。今後の動向は定かでないが、別邸を所有するロンドン市内で情勢を見極めるものとみられる。帰国すれば脱税などの容疑で逮捕・訴追される可能性があるため、英国滞在が事実上の亡命生活の始まりではないか、との見方も出ている。

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ロンドン郊外のガトウィック空港に到着したタクシン氏=20日、AP

 タクシン氏は、国連総会出席のため訪れていたニューヨークをチャーター機で出発、ロンドン郊外のガトウィック空港に午後5時半すぎ到着した。約1時間後、業務用の車両が出入りするゲートから警察の車に先導され、空港を後にした。

 ダークスーツに赤系のネクタイ姿のタクシン氏は、待ちかまえた約40人の報道陣に静かな笑みを見せたが、車を止めることはなかった。ニューヨークを出発する前にはタイメディアなどに「無職の男として(米国を)去る」などと語っていた。

 タクシン氏はロンドン市内に住宅を持つほか、娘がロンドン大学に通っていることもあり、しばしば渡英しているという。英政府は「私的な入国であれば、拒む理由はない」との立場。ブレア首相ら政府要人との面談の予定はないという。

 ベケット英外相は「(亡命の手続きを)求められたわけではない」と英BBCに語ったが、AP通信は「タクシン氏は亡命生活を検討している」と報じた。

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