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タイ次期首相候補に4人の名 国王に近い人物ら

2006年09月21日14時23分

 軍のクーデターでタクシン政権が崩壊したタイで、全権を掌握した「民主改革評議会」が次期首相の人選を進めている。同評議会は「立憲民主主義を尊重する人物が適当」とだけしているが、地元メディアではすでに、中央銀行総裁や枢密院議員ら4人の名前が取りざたされている。

 地元メディアが「候補」と報じているのは、タイ中央銀行総裁のプリディヤトーン氏、枢密院議員のスラユット氏、王室系の財団事務総長のスメット氏、最高行政裁判所長官のアカラトーン氏。

 中央銀行総裁のプリディヤトーン氏は、90年代に商務副大臣も務めた。地元記者は「政争やクーデターで信頼を失いかねない経済のかじ取りへの期待」がある、とする。

 スメット氏も過去に国家経済社会開発庁長官を務め、経済政策に明るいうえ、王室系財団事務総長として国王にも近い。

 スラユット氏は陸軍司令官、国軍最高司令官を歴任し、国王側近のプレム枢密院議長に近い。改革評議会がクーデターの理由の一つに、タクシン首相の国王への「不敬」を挙げていることから、「国王に近いほど安心感がある」との声も出ている。

 最高行政裁判所長官のアカラトーン氏は、過去に憲法起草作業にもあたった経験がある。

 改革評議会は次期首相を2週間以内に選出するとしている。ただ、次期政権は新憲法を制定する暫定内閣となる予定で、1年以内に総選挙が実施され、再び新たな首相が選ばれることになる。

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