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お役立ちコラム
イルミネーションを撮りに行こう(3)2007年12月01日 ますます気温も下がり、長時間の撮影は身にしみるようになってきました。温かい格好をして撮影にでかけましょう! 今回は一眼レフのちょっとしたテクニックです。(アサヒ・コム編集部)
●フィルターを使ってみる 前回、コンパクトカメラの回で書いたように、夜景の撮影ではホワイトバランスの設定がとても重要です。それは一眼レフでも同じ。撮影した写真が自分の思った色に近くなるように、いろいろと調整してみてください。 さて、一眼レフならではのフィルターを使った撮影は楽しいものです。レンズの先に各種のフィルターを付けることで、様々な演出をすることができます。〈写真1〉は市販の「クロスフィルター」を使いました。光が十字に輝いて、ちょっとドラマチックに見えます。「絵がおとなしいな」というときに使うと効果的です。光の広がる向きはフィルターを回すことで変えられます。 同じく「ソフトフィルター」。やわらかく光がにじんで、印象の違う写真になります。軽くレンズに息をかけて、わざと曇らせてみても面白いでしょう。 ●長時間露光も 一眼レフならではの長時間の露光は、人間の見た目とは違った効果が得られます。〈写真2〉は街路樹のイルミネーションだけでは少し物足りなかったので、感度をぐっと下げ、露光時間を15秒にしました。車のブレーキランプの軌跡を写し込むことで、赤い色を画面に加えてみました。 また、〈写真3〉も10秒以上の長時間露光をかけたものです。普通に撮影すると、人が写ってしまいます。長時間露光をかけることで、止まっているものだけが写り、歩いている人は写らなくなります。このように、長時間の露光は画面を整理するのにも使えます。もちろん、これは三脚の使用が前提です。 ●ボケを生かして 一眼レフは明るいレンズを使って、画面を大きくぼかすことができます。撮影対象にぐっと近づいて、ピント位置を手前に持ってきます。すると、背景にある光源はぼけて、見た目とは全く違った、光の球のように写ります。〈写真4〉に写っているのはお店の照明と、タクシーのテールライトです。例えば、イルミネーションだけを画面におさめて、わざと手前方向に大きくピントをはずすと、面白い写真が撮れますよ。 ●周りに配慮を イルミネーションの撮り方を3回にわたって書いてきましたが、最後に少しお願いを。最近では撮影を巡ってのトラブル、特に三脚がらみが増えているそうです。残念ながら、カメラマンの撮影マナーが悪く、「三脚使用禁止」になってしまった公園もあります。この季節の夜景の撮影は楽しいものですが、一人で長時間同じ場所を占拠したり、人込みの中で三脚を無理に立てたりと、周りに迷惑をかけて、撮影そのものが禁止になってしまっては元も子もありません。ぜひカメラを持たない人にも配慮して、気持ちよく写真と夜景を楽しんでください。 ◇ 【撮影した場所】 ▼東京都多摩市の京王・小田急多摩センター駅前「多摩センターイルミネーション2007」 38万個のイルミネーションが300メートルのパルテノン大通りを飾る。15メートルのもみの木が圧巻。歩行者専用の広い通路のため、とても撮りやすい。 ▼六本木周辺 400メートルのけやき坂通りや六本木ヒルズ前など、各所にイルミネーションがある。今年は初めて赤いイルミネーション〈写真5〉が登場した。ミッドタウンにもイルミネーションがある。 PR情報 |