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年末年始特集

朝日新聞地域面の新年企画

 全国を網羅する朝日新聞の地方取材網がお届けしている地域面。その新年特集を一挙掲載します。「ふるさと」の特集はどんな内容でしょう。帰省先で、あるいは今、お住まいのところで、全国各地の特集をご覧ください。土地土地のなつかしい話題だけでなく、ニッポンの今が見えます。(※詳細は各マイタウンページに、元日以降掲載します。また、沖縄は地域面がないため掲載していません)
日本地図
北海道・東北
北海道 先人からの伝言

 2008年は7月に北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)が、北海道・洞爺湖町で開かれます。各国のお歴々が集まりますが、話し合うのは主に国際問題。地元・北海道についてはそれほど話し合ってはもらえません。

 それなら、と、この正月は、北海道にゆかりのある先人たちを過去から呼び寄せることにしました。見渡してみると、実に多彩な先人たちが北海道と強いかかわり合いを持ちながら、彫りの深い人生の軌跡を刻んでいます。

 一年の計を考えるこの時期。彼らの歩みをじっくりたどれば、暖かい伝言が聞こえてきます。

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青森 下北よ!

 本州の最北端、「マサカリ半島」と呼ばれる下北地方。2008年、下北が動く。

 六ケ所村にある日本原燃再処理工場が2月以降、本格稼働を迎えます。使用済み核燃料からプルトニウムが取り出されます。同時に、高レベル放射性廃棄物がガラス固化体となって年1千本のペースで生み出されるのです。

 高知県東洋町が、高レベル廃棄物の最終処分場問題で揺れに揺れたように、最終処分地の選定さえままならぬまま、国策である「核燃サイクル事業」が大きく動き出します。

 青森版の新年企画「下北よ!」では、ニュークリア・ペニンシュラ(核の半島)へと変わりつつある下北半島の歴史と今を舞台に、原子力と私たちの関係をもういちど、問い直します。

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岩手 平泉が伝える平和のこころ

 08年に世界文化遺産への登録をめざす奥州・平泉。

 平安時代の末期、藤原氏3代によって建設されたみちのくの都には、長らく続いた戦乱を経て、「非戦」の願いが込められました。

 奥州に産する金や物資を背景に、仏教に基づいた統治の中心としてつくられた「仏の都」。中尊寺などに面影を残すその豊かさは、マルコ・ポーロによって「黄金の国ジパング」として欧州に伝えられたとも言われます。

 往時は京都に次ぐ大都市に育ったが、源頼朝による藤原氏追討後に衰退。約500年後に訪れた松尾芭蕉が、荒廃ぶりに涙して「兵どもが夢の跡」と詠んだ「失われた都」となりました。

 多くのものが失われた平泉には、金色堂をはじめとする貴重な文化財が残り、さらに新たな発見も続きます。平泉を守り、伝え、文字通り掘り起こしてきた人々の姿を通して、平泉が今に伝える意義を考えます。

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宮城 食王たちのショッキングな生態

 宮城県は近年、「食材王国みやぎ」のキャッチコピーをぶち上げ、豊かな山海の恵みを県外にPRしています。だが、宮城の食は食材だけなのでしょうか?

 仙台の雑煮は、風光明媚な松島湾などで豊かに育ったハゼを使い、あっさりしながらも1本芯が通った力強いだしの味。気仙沼には白菜の古漬けと近海魚と煮込んだ、くせは強いがやみつきの味もあります。栗駒地方のちょっとショッキングな隠し味は、夏に捕ったドジョウを焼いて乾かしてひいた粉です。

 そう、宮城の食は風土に育まれた豊かな食材を巧みに生かした食べ方にもあるはず。宮城は食王国でもあるのです。

 ここで我々は、食王国の味を守り続ける家庭人を「食王(ショッキング)」と命名。食王たちの織りなす生活ドラマを追いました。

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秋田 「秋田美人」の「美」を追究

 1月1日付紙面では、県出身のヘアメーキャップアーティスト藤原美智子さんとモデル雅姫さんの2人に、女性が美しく輝くにはどうしたらいいかを語ってもらいます。合わせて、なぜ秋田は美人を生むのか、との疑問に答えるべく、「『秋田美人』起源の巻」でひもときます。

 また、「全国で活躍する秋田美人」を紹介します。結婚や就職、学生生活などのためにふるさと・秋田を離れた女性に、今どんな生活を送っているのか、秋田への思いなどを聞きます。

 3日付紙面からは、連載企画「ともしび」を始めます。秋田と言えば、「なまはげ」。その伝統を守り続ける集落の一つが、人口約210人の男鹿市北浦安全寺。なまはげにかかわる人たちの物語に始まり、そこで暮らす人模様を描きます。

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山形 山形農業歌はじめ

 2008年の年間企画として、山形総局は農業問題に取り組んでいきます。その第1弾。農業は食料生産だけでなく、様々な役割を果たしていること(多面的機能)をご存じでしょうか。記者が県内各地を歩いたつもりで「エア吟行」を敢行。国土保全や水源涵養など8つの機能を和歌に詠み込み、かるたを模して、親しみやすい絵を作りました。

 さらに、生産者と消費者が顔の見える関係について考えました。顔を見るのは、消費者からの一方通行です。生産者、農協、流通業者すべて顔の見える関係にしようという試みです。山形を出たお米が東京の消費者の口に入るまでの約500キロを追いました。

 おまけがもうひとつ。戦後の農政、農村、農民の歴史を「山形太郎」さんに仮託し、出稼ぎ、集団就職、減反、転作と農政の変遷に山形さんと村の人たちの歩みを重ねました。

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福島 ふくしま立県計画

 魅力たっぷりなのに知名度は低い――。そんな悩める福島を全国にアピールするために、記者たちが探した六つの「立県計画」を提案します。温泉や果物などの「王道」から、太極拳や会津武士道などの「奇手」まで、「立県」に向けたあの手この手のプランです。

 元日には、いずれも県出身で登山家の田部井淳子さんと、俳優の佐藤B作さんに、両氏ならではの「立県計画」を聞きました。「日本のブータンを目指せ」など、個性的なアドバイスが盛りだくさんです。

 年明けからは、それぞれの立県計画について記者が現場を訪ねてその魅力を体験、紹介するとともに、多種多彩な識者に計画を採点してもらいます。ご期待ください。

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関東
茨城 相撲で激論 3日からは連載「はっけよい」

 横綱・朝青龍が巡業をさぼり、時津風部屋で若手力士が土俵外の「かわいがり」を受け、亡くなりました。07年は相撲が「事件」になった年でした。

 茨城からは戦前、3人の横綱が誕生し、最近では朝青龍キラーの稀勢の里、雅山が活躍しています。少年相撲も全国トップ級の水準です。こんなに相撲が盛んな地でも日本の国技「相撲」は衰退してしまうのでしょうか。

 元日付の茨城版では、水戸出身の錦戸親方(元関脇水戸泉)と取手出身のプロレスラー・井上貴子さんが茨城の相撲道を徹底討論。8月につくばみらい市にできた「立浪部屋」には、本紙若手記者が体験入門し、かわいがりに挑みました。その結末は?

 そして、3日付から、県内の相撲関係者にガチンコ取材した「はっけよい茨城」がスタートします。

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栃木 とちぎ水のたび/「海なし県」の魅力発掘

 栃木県は、全国に八つしかない海に面していない県の一つです。「海なし県だから……」と自嘲気味に語られることも少なくありません。でも、川や湖がたくさんある、と考えた私たちは1年間をかけ、水辺の目線から、とちぎの魅力を探ってみることにしました。

 栃木は鬼怒川や那珂川の源流を持ち、首都圏を支える水源県の一つでもあります。そんな誇りを胸に、河原の桜並木に寄せる住民の思い、岸にそびえる巨岩の謎、アユやサケと生きる川漁師、川辺の温泉郷再興に挑む経営者の執念……。様々な切り口で、水にまつわる物語を紡ぐ予定です。

 我々の旅を助けてくれるのは、カヌーです。初カヌーに挑戦した若手記者の体当たりルポも、元旦紙面に掲載します。

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群馬 焼きまんじゅうから群馬が見える/上州のソウルフードは今

 上州名物でまず頭に思い浮かぶのは、かかあ天下と空っ風、と思いきや、忘れてはならない存在がもう一つあります。県民の多くが愛してやまない、焼きまんじゅうです。あんの入らないまんじゅうに甘辛いみそを塗って炭火であぶり、香ばしいにおいとともにほおばる瞬間、上州人が『至福』を感じると言っても過言ではありません。

 ところが、鶴舞う形の群馬県から一歩外に出てみると、その知名度は皆無に等しい。なぜ、焼きまんじゅうはご当地B級グルメの座にとどまり、群馬の外には広まらなかったのでしょうか、焼きまんじゅうの軌跡をたどって見えてきた事実とは──。

 県民食とも、上州のソウルフードとも称される焼きまんじゅう。多くのなぞに満ちた不思議な郷土食のいまを追う。これを読めば、上州人もそうでない人も、焼きまんじゅうがきっと食べたくなるはず!?

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埼玉 政治とカネを斬る

 全国で不適正な支出が相次いで発覚し、「第2の議員報酬」と言われる議会の「政務調査費」。埼玉県内58市町と県議会が1年間に議員へ支給する総額は12億円にも上ります。実際に議員たちがどのように使っているかを調べようと、さいたま総局は、政調費の収支報告書に領収書を義務づけている県内56市町の議会に情報公開請求し、過去3年分(一部の市は1年分)の膨大な領収書をチェックしました。

 1枚1枚報告書をめくってみると、その一部に「本当に適正だろうか?」と疑問のある領収書が出てきました。飲食費や視察旅行、パソコンやデジカメ……。「必要な支出だったのか」を議員ら関係者に直接取材して、その詳細を明らかにするとともに、我々の税金を無駄にしないために、政調費をどう改革すればいいのかを探ります。

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千葉 異国の隣人と「共に生きる」

 急速にグローバル化が進む中、世界各国から、様々な国籍の人がそれぞれ思いを抱き、日本にやって来ています。成田空港やディズニーランドがある千葉県内の在住外国人数は10万人以上(06年度末)。この10年間で約4万人増えました。

 イスラム教の礼拝堂・モスクで祈る教徒たち。団地内でコミュニティーを形成するブラジル人。帰化したJリーガー。大学の留学生たち……。異国からの隣人たちは、なぜ日本に来て、何を思っているのでしょうか?

 千葉総局では「@CHIBA 共に生きる」と題し、そんな外国人たちの姿を追いかけます。そして、地域社会の一員としてどう私たちと「共生」していくか、考えていきたいと思います。

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東京 「買い物行動」を通じて東京を描く

 メガロポリス東京には世界中からモノと情報が集まってきます。そこであなたは何を、どのように買っていますか。

 洗濯機や掃除機が「三種の神器」と呼ばれた時代がありました。高度成長期には「大きいことはいいことだ」と大量消費が進み、バブル景気に踊った後には「癒やしグッズ」が売れました。ここ数年は食品偽装が相次ぎ、「商品の表示」に関心が高まっています。

 「消費行動」を見つめることで、人と社会が見えてくる。そう考えて、「いまどきのお買い物」を東京で探りました。

 タイトルは「東京 モノ買うひとびと」。元旦には、「買い物女王」と呼びたい「あの人」のロングインタビューを掲載します。

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神奈川 開港150周年までカウントダウンをスタート!

 わずか100戸足らずの半農半漁の寒村・横浜は1859年、開港を機に海外の窓口として、国内外から技術・文化・人を集めて発展を続け、現在、約360万人が住む大都市に変貌しています。

 そこで神奈川版では、開港(開国)から150周年を迎える2009年に向けてのカウントダウンを新春からスタートします。1日付の紙面では、横浜を愛する落語家、俳人が街の思い出や未来への思いを語ります。また、朝日新聞のネット会員「アスパラクラブ」の神奈川県会員が想像・期待する「開港200周年」の横浜の姿を紹介。この未来図は新聞紙面でしか見られません。3日付からは、全国各地の港町を記者が訪れ、横浜とのかかわりを描きます。

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北陸・甲信越
新潟 トキと人びと 放鳥へ

 2008年秋、環境省は特別天然記念物のトキ約10羽を佐渡島の大空へ放します。中国から来た2羽のつがいからトキを増やす事業が始まり、今年で10年目。100羽を超えるまでに至ったこの事業を最前線で支えてきた人びとを追います。

 獣医師、飼育員から、遺伝学者やドジョウの養殖業者まで。おくびょうで神経質なトキの飼育は、試行錯誤の繰り返しでした。獣医師たちは、ケージに入る前には必ず声をかけて自分たちの存在を知らせ、全員の服装も統一しました。卵にはクラシック音楽を聴かせて「胎教」まで試みます。病気の感染を防ぐため、餌となるドジョウは新鮮な高級国産品です。

 最前線の取り組みを通じ、トキとの共生を考えます。

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富山 これが富山 1番な理由

 「地方の時代」とのかけ声とは裏腹に、疲れ果てていく地方。人口減少しているし、好景気もなかなか実感がわきません。大都会の背中がどんどん遠くに離れていく気がします。

 でも、視点を変えれば地方には誇れるものが、まだまだたくさんあります。豊かな自然も自慢ですが、富山には「全国で1番」がいっぱいです。

 (1)人口あたりの図書館の数(2)家計に占めるコロッケの消費額(3)17歳女性の身長。富山が1番なのはどれでしょう?

 県民なら、だれでも知っているものから、「へー、初めて聞いた」と驚くようなものまで、様々な「1番」を通して、富山が占める日本列島での立ち位置を明らかにしていきます。

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石川 わかしいしかわ(和菓子 石川)

 全国でも有数の和菓子どころである金沢市を始め、石川の和菓子の「いま」を探ります。

 春夏秋冬や、結婚式などの冠婚葬祭など、人々の生活に深く浸透してきた和菓子。特に加賀藩政期から続く石川の和菓子は、お茶や仏事などと密接にかかわり、独特な文化を醸成してきました。

 しかし、現在は洋菓子人気や後継者不足、さらには昨今の食品偽装問題などで業界をとりまく状況にも変化が生じています。

 元日の見開き特集では、四季の移ろいを彩る石川特有の和菓子や、正月になると県内の人なら一つは口にするという祝い菓子「福梅」について特集します。

 連載は3日付から。「和洋菓子」や「地産地消」、「品質管理」などのテーマに、「偽装」などの問題も絡め、美しくて楽しい和菓子を、おいしく食べてもらおうと奮闘する人々の姿を追います。

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福井 福井の「農」再生をさぐる

 河川と雪解けの豊かな水環境に恵まれている福井の農業は古来、稲作が中心です。今も県内の農業産出額の7割を米作が占め、その割合の大きさは富山県に次いで全国2位。ブランド米の「コシヒカリ」は、全国的にはあまり知られていませんが実は福井が発祥です。しかし、担い手は徐々に減り、更なる米価下落が追い打ちをかけます。兼業農家が多い福井では、大規模化を促す国の施策に反発は根強いです。

 こうした厳しい環境下で、「農」の再生に向けて地道に取り組む人たちがいます。県外から新規就農した会社員、地元の小学校給食に食材を提供する「地産地消」の取り組み、環境に付加価値を見出す農家……。明日の福井の農業のヒントを探ってみます。

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山梨 我ら市民/市民が時代を拓く

 20年目の節目を迎えた平成は「市民」が主役の時代。とりわけバブル崩壊に始まる失われた10年で、人々は自信を失ったとされていますが、この時代に、かけがえのない財産を手に入れました。NPOに代表される非営利団体の台頭やそこに集う市民がそうです。

 地域の課題から地球規模の課題にまで解決に努め、阪神・淡路大震災など大規模災害があれば、危険を顧みずに現場に駆けつけました。「世のため、人のため」が行動の原点です。  折しも、今年は市民活動を後押しするNPO法(特定非営利活動促進法)の施行から10年目の節目。山梨版では、その幕開けにふさわしい市民の姿を伝えます。

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長野 信州ワインで乾杯!

 ワインの産地と言えば、どこを思い浮かべるでしょうか。フランス、イタリア、スペイン、チリ……。そしてもちろん、信州です。

 ここ数年、信州ワインの中には、国際コンクールで金賞を受賞したり、東京の三つ星レストランでも飲まれたり、世界の人々をうならせる質のものが次々に現れているのです。その背景には、信州の気候や風土にあったブドウ作りや醸造方法に工夫を重ねてきた、農家やワイナリーの苦労と努力がありました。県の「原産地呼称管理制度」が後押ししたのも見逃せません。

 08年は、「信州と言えばワイン」と語られる年になるかも……。友達、恋人、家族。笑顔がそろえば今年はワインで、さあ「乾杯!!」

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東海
岐阜 飛騨・美濃発ホンモノずらり

 「岐阜県って、どこだっけ」「漢字が難しくて書けないよな」なんて言っているあなた。岐阜県はよく知らなくても、飛騨牛や美濃焼がなくなったら寂しくなりますよ。

 ものづくりの伝統が息づく飛騨・美濃が生んだ技と美は今日も進化し、海を渡って魅了しています。これから世界史を塗り替える可能性のあるホンモノも、きっとある。そんな思いを胸に掘り起こした、飛騨・美濃発の優れた産品や技術を紹介するのが、岐阜地域面の新年企画「新選三つ星 飛騨美濃の逸品」です。

 あの世界的名曲を奏でたギター、話題のミシュランガイドが三つ星を付けた美術館、世界級の天体望遠鏡……。岐阜市出身のミスター・マリックさんもうなったホンモノの数々をご覧下さい。

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静岡 「かぐや姫を探して」 今、見つめ直す伝説の力

 海から山まで豊富な自然に恵まれ、東西に長い静岡県は多様な民俗文化が息づいています。そして、「かぐや姫」や「三保の羽衣伝説」など数々の伝説も豊富に残っています。私たちの先人は伝説の力を信じ、伝説から数多くのことを学んできました。混迷する時代の中、伝説は今を生きる私たちにとっても、明日への道しるべとなり、その力は現代に通じるものがあるのではないでしょうか。

 かぐや姫など、県内に残る伝説を手がかりにして、今へと通じる伝説の力や伝説を生かす取り組み、そして伝説のもつ現代へのメッセージなどを探していきたいと思います。題して「かぐや姫を探して」。

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愛知 五輪の年、海を隔てた隣人との「輪」を探る

 1971年の「米中ピンポン外交」の舞台、東亜同文書院などの歴史の延長上にある愛知大学。経済分野でも、もともと結びつきが強い愛知と中国。最近はトヨタが中国に工場を建設し、県内4港からの貿易額が増えるなど、「ものづくり」愛知にとって重要な国になってきました。2008年開催の北京五輪でも、県内の企業が競技場の照明設備の制御装置を納入しました。留学生や観光客も増え、交流はますます盛んになっています。

 五輪を機に、「一水之隣」(海を隔てた隣人)である中国と、愛知の「現在」を探ってみました。そこには、いろいろな分野で両国の人や企業や団体などの新たな「輪」ができていました。そして、輪は確実に増えていました。

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三重 ジャポネーゼ

 新天地を求めて日本人の移民がブラジルに渡って2008年で100年。いま働き口を求めてやってきた彼らの子や孫たちが、三重県でも大勢働いています。

 鈴鹿市の松岡実利さん(70)は1959年、少し稼いだら戻るつもりでブラジルに行きました。夫婦で農地を切り開き、5男2女に恵まれたものの苦しい生活が続きました。

 そして、日本は経済成長を遂げ、ブラジルは不況に。今度は7人の子どもたちが「日系2世」として日本に向かい、三重県生まれの3世の孫は「自分の国は」と悩みます。

 正月になると実利さんの子や孫ら30人以上が全国から鈴鹿市に勢ぞろい。世代ごとに国籍も価値観も違うが、かけがえのない家族です。

 連載「ジャポネーゼ」では、三重県で暮らす移民1世やその子孫たちの思いを伝えます。

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近畿
滋賀 あした晴れたら……

 新しく始まる一年間、どんな希望や夢を持って過ごそうか――。

 そう考えている人のヒントになれば、とお届けするのは「あした晴れたら……」と信じて奮闘する人々の物語。

 毎回、登場人物の直筆メッセージも掲載します。

 初回は大リーグで活躍した大家友和投手が設立した高島市の社会人野球チーム。

 プロ野球選手を夢見て、仕事をしながら練習に励む選手たちと、彼らを支える地域の人たちのお話をつづります。

 大家投手は「いつか自然と見えてくる夢を大切にしてほしい」と読者へ語りかけています。

 このほか、廃校になった校舎を利用して不登校の生徒を受け入れるNPO法人や、在日外国人の交流を図る団体なども登場。

 最終回では「夜回り先生」こと水谷修さんが、若者へメッセージを送ります。

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京都 温暖化防止へ、京都議定書発祥の地からキックオフ

 地球温暖化の問題が深刻になるなか、1997年の京都議定書が改めて注目を集めています。日本は二酸化炭素などの温室効果ガス排出を90年より6%減らす目標を掲げましたが、その約束期間(2008〜12年)がいよいよ始まります。

 京都議定書発祥の地・京都の新年企画は、「じみエコ 京からキックオフ」。家庭や学校、職場などで、地味でも地道にエコ対策に取り組む人たちの姿を紹介します。電気の節約などを呼びかける張り紙を家中にしている家族、ミミズに生ごみを食べさせ、堆肥(たいひ)作りに取り組む高校生たち……。あなたが考えるエコ対策も、ぜひ教えてください。きょうから、6%減をめざしてキックオフしませんか。

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大阪 隣人録

 情報ばかりが走る時代。新聞に、テレビに、インターネットに、日々いろんな人が取り上げられ、論評され、分析されています。それを読んだり見たりしただけで、その人のことがわかったような気持ちになってしまいます。でもあなたは、本当にその人のことを知っているでしょうか? その人が朝どんなふうに目覚め、どんなことに悩み、どんなことに焦り、どんなことにささやかな喜びを感じているのか、知っているのでしょうか? 自分と同じように生きているはずの他人のことを、レッテルを貼ってわかった気になっていないでしょうか? ほんとうはみんな、あなたと変わらない隣人かもしれません。

 記者が大阪のまちへ飛び出し、新聞やテレビでは見かけても話をかわすこともない人たちに密着しました。2008年1月から大阪版が長期シリーズで伝える、記者渾身の「ふつうの人」ルポルタージュ。

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兵庫 みなと物語

 兵庫県は近畿で唯一、瀬戸内海と日本海の双方に海岸線を持っています。異国情緒の漂う街に、荒波が洗う入り江に、大小30の港があります。

 今年の元日は神戸港が開港して140周年。かつてアジアの中心港だった同港は阪神大震災の打撃からいまだに立ち直っていません。歴史も自然条件も異なる各港は観光、貿易、漁業、工業などそれぞれの顔を持ち、人々の生活に深く結びついてきました。白血病に苦しむ海の男や、震災をきっかけにクルーズ船運航会社の経営に携わるようになった元県庁職員の女性、海洋冒険家の堀江謙一さんを支えるヨット整備士、カニ漁を学ぶ外国人研修生……。港をめぐる様々な人の物語を紹介します。

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奈良 解明!奈良のなら不思議

 2010年に平城遷都1300年を迎える奈良。世界各地の古都がそうであるように、長い歴史を重ねるうちに、この町ならではの数多くの「不思議」があふれるようになりました。題して「奈良のなら不思議」。

 全国の「バスファン」が注目するという紀伊半島を貫く日本最長の「路線バス」。その向かった先は――。「新日本三大夜景」の一つと称される「若草山」。外国船が立ち寄る港もなければ、夜空にそびえる摩天楼もないのに、なぜ――。修学旅行生や観光客らの人気者、奈良公園のシカに隠された秘密とは――。

 日々の暮らしの中で、つい見過ごしてしまいそうなこんな不思議の数々を、記者が全力で解明します。

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和歌山 和歌山フード紀

 比内地鶏や赤福、船場吉兆など産地や賞味期限の偽装が相次ぎ、食への信頼が揺らいだ07年。今年、消費者の食への安心を求める声は一層厳しいものになりそうです。温暖な気候と豊かな自然に恵まれた和歌山は紀州梅やクエをはじめ、全国ブランドの農水産物を数多く抱えています。それだけに消費者の信頼にいかに応え、ブランドを守り、育てていくのかが、これまで以上に問われそうです。

 梅農家をはじめ、ミカンに代わる新しいフルーツとして近畿大学とともに研究が進むマンゴー栽培、高級食材のほろほろ鳥、ケンケン鰹といった生産現場を訪ね、若い世代への伝統の継承、ブランド力強化の取り組みを詳しく紹介します。

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中国
鳥取 働く姿を通し生きる力を

 鳥取版では「はたらくちから」のタイトルで、県内で働く人たちを1回に1人ずつ紹介します。

 会社の運転資金のために巨額の借金を抱え込んだ事業主が、本業以外に新聞配達や牛乳配達にも精を出し、消費者金融に訴えられた訴訟ではグレーゾーン金利撤廃のきっかけの一つとなる最高裁判決にまでたどりつく。また、別の男性は故郷を遠く離れ、派遣社員として働く。幼い頃からうまく対人関係を築けないが、なにか自分にもできる仕事があるはずとあきらめない。

 そんな、決して世渡り上手ではないが、一生懸命に働く人たちの姿を描きます。

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島根 出雲VS石見 どっちもお宝deショー

 都市と差をつけられ、希望の持てる将来像を描けていない地方。閉塞(へいそく)感を打ち破る手がかりを探るために、いま一度地元に息づく文化や自然を見直してみてはどうでしょうか。

 東西約230キロある島根。大きく「出雲」地方と「石見(いわみ)」地方に分けられ、それぞれが違った顔を見せます。二つの地域が、さまざまなテーマで「対決」することで、島根に眠る「お宝」を掘り起こします。

 対決は次の7テーマ

 (1)遺跡対決。出雲の遺跡群(加茂岩倉、荒神谷遺跡) VS 世界遺産登録された石見銀山遺跡

 (2)水産物対決。宍道湖七珍(シジミ、スズキなど) VS 浜田漁港に水揚げされるどんちっち3魚(アジ、ノドグロ、カレイ)

 (3)酒対決。酒どころ出雲の酒蔵 VS 特区によるどぶろく(浜田市弥栄町)

 (4)温泉対決。山陰の名湯玉造(たまつくり)温泉(松江市) VS 石見銀山遺跡に近い温泉津(ゆのつ)温泉(大田市)

 (5)美術館対決。庭園日本一の足立美術館(安来市) VS 個性派美術館8館が連携した石見美術回廊(浜田市、江津市など)

 (6)赤ひげ対決。米寿の現役医師(出雲市) VS 過疎地の診療所の連携(浜田市)

 (7)キャラクター対決。どじょうすくいキャラクター(安来市) VS バブルリングでCMにも出演したシロイルカ(浜田市)

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岡山 つなぐ/瀬戸大橋20年

 88年4月に瀬戸大橋が開通して本州と四国が道路と鉄道で初めてつながり、08年で20年。岡山、高松両総局の共同企画として、岡山、香川両県の歩みをふり返ります。元日紙面では、映画「釣りバカ日誌」を取り上げます。88年に公開された第1作はロケ地の一つが香川、最新の20作目「釣りバカ日誌18」は岡山を舞台にしており、最新作の監督を務めた高松市出身の朝原雄三さん(43)に「瀬戸大橋時代」への思いを聞きました。3日付以降の連載では、JRのマリンライナーで対岸に通学する中学・高校生、大橋開通のあおりで経営不振となった企業の再生を図る人々、大橋をまたいで交際を続ける恋人たちのほか、医療・介護や観光振興、文化交流などの側面から描きます。

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広島 多彩な人物が登場、創作メニュー紹介も

 みなさんは毎日、どんな食事をしていますか。ひとの営みと切っても切り離せない「食」。広島の新年企画は、私たちが暮らす広島県内の「食」の現場を歩きました。

 県北のある限界集落では、4世代が毎日、昼ご飯の食卓を囲みながら農業に取り組んでいます。県東部の小学校の栄養教諭は、子どもたちがきちんと朝ご飯を食べてくれるようにと、さまざまな工夫をしています。

 そのほか、大学生の食生活改善に取り組む広島大生協、無農薬野菜にこだわる飲食店主、生産者と消費者の橋渡し役となった市民グループ代表、といった県内各地の多彩な人たちが登場します。

 連載タイトルは「いただきます ひろしまの『食』は今」。元旦紙面では、広島人が好きな食材にこだわった創作メニューも紹介します。広島の「食」と人をめぐる物語に、ご期待ください。

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山口 夢はぐくむ、平成はたち

 新年は平成20年。いわば平成という時代が「はたち」を迎えます。幕開け当時、小学2年だった担当記者は「何か新しいことが始まる」とわくわくしたことを覚えています。時は流れ、地域を見つめれば人口は減り、高齢化は進むばかり。増税論、年金問題、食の安全と社会問題は山積しています。

 企画では山口で困難に負けず自らの意思で挑戦している人たちを採り上げます。工業高校から農業大学校に進み、安心して食べられる野菜づくりを目指す若者、中国残留婦人の支援活動を続ける市民団体、3人で操業し平成不況を乗り越え従業員40人を超える金属加工会社、平均60歳代の漁協で漁師修業をする二十歳の若者などなど。彼らの活躍を通して時代の一端を紹介します。

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四国
徳島 阿波踊りがあるでないで

 国内外で「踊る阿呆(あほう)」が増えています。今年、日本人の移住100周年を迎えるブラジルにも踊りのグループ(連)があります。サンバと同じ2拍子がブラジル人の心をくすぐるのか、いまや日系文化の代名詞になっています。6月にサンパウロ市で開かれる1万人規模の記念パレードでもはじけるといいます。そんな現地の熱気を伝えます。また、徳島と阿波通りを題材にした、さだまさしの小説「眉山」の映画、舞台で主役を演じた女優の宮本信子さんと、小松島市出身の俳優・大杉漣さんの阿波踊りに寄せる思いを語ってもらいました。3日からは、北海道、関東など国内各地で根付く阿波踊りの様子を取り上げます。「なぜ阿波踊りなのか」。それぞれの土地で受け入られた理由をひもとき、踊りの原点を見つめ直します。

 ※見出しの「あるでないで」は、阿波弁で「あるじゃないか」の意。

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香川 つなぐ/瀬戸大橋20年

 88年4月に瀬戸大橋が開通して本州と四国が道路と鉄道で初めてつながり、08年で20年。岡山、高松両総局の共同企画として、岡山、香川両県の歩みをふり返ります。元日紙面では、映画「釣りバカ日誌」を取り上げます。88年に公開された第1作はロケ地の一つが香川、最新の20作目「釣りバカ日誌18」は岡山を舞台にしており、最新作の監督を務めた高松市出身の朝原雄三さん(43)に「瀬戸大橋時代」への思いを聞きました。3日付以降の連載では、JRのマリンライナーで対岸に通学する中学・高校生、大橋開通のあおりで経営不振となった企業の再生を図る人々、大橋をまたいで交際を続ける恋人たちのほか、医療・介護や観光振興、文化交流などの側面から描きます。

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愛媛 目指せ金メダル 羽ばたけ愛媛の選手たち

 08年は北京五輪が開かれ、女子マラソンの土佐礼子ら県出身選手の活躍が期待されています。

 元日付の紙面では、代表に内定した土佐のほか、出場が有力視されている柔道の棟田康幸、ボートの武田大作、ビーチバレーの佐伯美香・楠原千秋ペアら6人の県出身選手に北京にかける意気込みを聞きます。

 また、1972年のミュンヘン五輪水泳男子平泳ぎ100メートル金メダリストの田口信教ら過去の県出身メダリストをはじめ、2010年の冬季バンクーバーを狙うスノーボードの青野令ら次の五輪を目指す県内の若手にエールを送ってもらいます。

 3日以降は「それぞれの金メダル〜愛媛のスポーツ人」と題した連載をスタート。県内で様々なスポーツに取り組む選手や指導者らを6回に分けて紹介します。(敬称略)

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高知 この島には、心を包み込む風が吹いています

 連載企画「再生の風 沖の島だより」は、少子高齢化の中で、再生の道を探りだそうとしている高知県西南端の離島を舞台に、挫折や悩みを抱えたまま、父親の故郷でもあるこの島に移り住んだ若い女性が、島の人々との触れ合いを通して再び生きる気力を取り戻していく物語です。

 廃校の危機も迫る小中学校、へき地医療や地域活性化などの問題も絡み、物語は展開します。

 埼玉県出身の高知総局記者、斉藤寛子は半年間、この島に通いました。ダイバーや海水浴客でにぎわう夏、島出身者が戻ってくる秋祭り、そして波が荒れる冬。心温まるストーリーとともに、季節の移り変わりもお楽しみください。

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九州・沖縄
福岡 福岡ゆかりの新世代の「ものがたりびと」紹介

 小説、映画、音楽、CM、デジタルコンテンツ……。福岡県在住や出身など福岡県にゆかりのある新しい世代が「ものがたり」の作り手、表現者として、多様な分野で脚光を浴びています。そんな「ものがたりびと」たちに焦点をあて、大型の写真とともに、創作活動や生きざま、ふるさとへの思いなどを描きます。

 まず元日付で、福岡市を拠点に国際的に活躍する映像制作会社「KOO―KI」社長の江口カンさん、北九州市を舞台に作品を撮り続け高い評価を受ける映画監督の青山真治さんを紹介。3日付からの連載で、ベストセラー作家のリリー・フランキーさんや片山恭一さん、人気漫画家の倉田真由美さんらを取り上げる予定です。

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佐賀 故郷に「伝説」あり! ゆかりの地訪ねて

 河童、大蛇に七不思議……。日本各地に広がる伝説や物語は土地の風土をよく表します。その誕生には、興味を引く主人公と、それにふさわしい時代設定や舞台が必要です。

 有明海と玄界灘に囲まれ、山間部から平野部まで多様な地形を持つ佐賀県。海が舞台の「松浦佐用姫」から「黒髪山の大蛇退治」、はたまた旧家に眠る「河童のミイラ」まで伝説の多さでは他県に負けません。

 伝説は時代を経るごとに脚色され、少しずつその姿を変えてきました。「熱意のある地元の人が、伝説に手を加えていく。郷土愛が伝説を育てる」と識者は言います。「ゆかりの地」をキーワードに街おこしに取り組んでいるところも多くあります。佐賀県内に残る伝説を追いました。

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長崎 「宝」島を探して〜久賀からの風

 全国で最も多い54の有人離島を抱える長崎県。島の多くは進学や就職で若者が流出し、過疎化の最前線に立たされています。しかし、「島」には人を引きつけてやまない何かがあります。その秘密を探ろうと、記者たちが旅に出ます。

 めざすは東シナ海に浮かぶ五島列島の一つ、久賀島(五島市)。東京都杉並区とほぼ同じ面積ながら、人口は1000分の1以下の約520人。平均年齢は65歳。高層ビルもコンビニもネオン街もありません。ですが、島の人たちは笑顔で言います。「田舎だっていいじゃないか」。海と山、空に囲まれた豊かな自然、ふるさとに誇りを持って元気に暮らす人々の姿には、都心に先駆けて地方から進む高齢化や過疎化に、私たちがどう向き合えばいいかを示唆するヒントが詰まっています。

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熊本 熊本の「文化力」〜いま、文学が熱い

 熊本の文学がいま、熱い。

 東京から熊本に根を張った詩人の伊藤比呂美は「熊本文学隊」を結成し、次々と作家や詩人を熊本に呼び込んでいます。伊藤が敬慕する作家の石牟礼道子は、不知火海から、水俣病などさまざまな物語を紡ぎ、表現者を熊本に引き寄せてきました。

 熊本市の江津湖は、歌人の安永蕗子や俳人の正木ゆう子が歌を詠む舞台となってきました。映画監督の行定勲は出身地熊本と各地を往復しながら「世界の中心で、愛をさけぶ」や「北の零年」など次々とヒット作をものにしています。熊本大で学んだ漫画家の井上雄彦が、熊本で生涯を閉じた剣豪・宮本武蔵を描いた「バガボンド」も人気です。

 彼らの創作が放つ存在感の源をたどり、熊本の「文化力」を探っていきます。(敬称略)

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大分 銀幕に映える大分/古里撮るなら――プロ3人が対談

 公開中の映画「恋空」をはじめ、08年には「釣りバカ日誌」のシリーズ最新作のロケが決まるなど、大分が映画の撮影ラッシュにわいています。地域の魅力を全国に発信し、再発見もさせてくれる映画。「ふるさと大分で撮るなら、こんな映画ができそうだ」。大分出身で、日本映画界の最前線で活躍する「どろろ」の平野隆プロデューサー、「そのときは彼によろしく」の平川雄一朗監督、「MOON CHILD」の瀬々敬久監督の3氏に、夢の企画を語り合ってもらいました。また、黒沢明監督の「乱」や、湯平温泉が舞台になった「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」など、名作のロケ地をめぐり、ゆかりの人たちの撮影秘話を紹介。ロケ隊の受け入れ準備に奔走する佐伯市釣りバカ室長にも意気込みを聞きました。

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宮崎 チャンスは足元に

 「陸の孤島」とも表される宮崎。九州の中でも交通の便が悪く、若者は都会を目指し、山村の疲弊は著しいです。「忘れられた存在」との思いを抱く県民も少なくありませんでした。それが07年、新しい知事の誕生で「宮崎」という名は全国区になり、少しずつですが、街や人々が活気づいてきました。元々、「素材」には恵まれた地域です。山と海にはさまれた豊かな自然、温暖な気候、それを生かした農畜産業……。不利な状況も、その「潜在力」を引き出せば大きなチャンスに変えることができます。

 今回の新年連載では、そうした発想の転換などによって、「逆境」をプラスへと転じていく挑戦者たちの姿を追いました。地鶏とマンゴーだけではない、宮崎の底力を伝えていきます。

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鹿児島 薩摩の家臣たち

 激動の世、新しい国づくりの場に必ず薩摩の家臣たちの姿がありました。西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀、黒田清隆、桐野利秋……。明治維新一つを切り取っても、その名を後世に残した家臣は、きら星のごとくいます。

 それから140年あまり。将来へのぼんやりとした不安を抱え、改革と守旧が混迷としつつある社会に、我々はいます。家臣の子孫たちもまた、その奔流にもまれながら、先祖を見つめ直し、大事とするものをよすがに生を刻んでいます。

 「幻の宰相」とされる家老の血を引く大手酒造会社の社長は、難局にあたって我が身と祖先を重ね、維新の元勲の子孫のIT企業社員は、元勲を「偉大な存在」と敬ってやみません。末裔たちの今を追います。

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沖縄

※地域面がないため、掲載はありません。

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