現在位置:asahi.com>ニュース特集>地球環境> 記事 海面上昇で最初に沈む国、と呼ばれる、南太平洋のツバル2007年03月22日20時26分 地球温暖化による海面上昇で最初に沈む国と呼ばれる南太平洋の島国ツバル。この時期、1年間で潮位が最も高くなる。本社機「あすか」で17日、首都フナフティ上空から見た細長い環礁は、午後の満潮時、住宅街を挟む両岸に白い波が迫っていた。
◇ ツバルは人口約1万人。首都フナフティがあるフォンガファレ島は、南北25キロ、東西18キロのフナフティ環礁にある三日月状の島だ。毎年2、3月の大潮は最も干満の差が激しく低地は必ず浸水する。 ツバルでは93年以降、海面が7〜8センチほど上昇した。島の標高は平均1〜2メートルで高くても3メートルほど。サンゴ礁のかけらや砂でできたもろい地形だ。浸食で海岸がえぐれ、ココヤシが倒れていた。 78年のツバル独立時、フォンガファレ島の人口は800人余りだったが、今や5千人近い。埋め立てられた湿地にどんどん住むようになった。 ツバルのタバウ・テイイ副首相兼環境相は、17日に本社機「あすか」で上空から自国を眺め、小さく低い島々を指さした。「できることなら移住したくない」 PR情報この記事の関連情報 |