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「温暖化ガス、30年までにゼロ」 コスタリカ表明

2007年05月25日10時30分

 中米コスタリカのドブレス環境相は24日、地球温暖化の原因となる二酸化炭素など温室効果ガスの排出を、2030年までにゼロにする考えを明らかにした。ロイター通信が伝えた。火力発電所の全廃、ハイブリッド車の導入に取り組み、植林を進めて排出分を相殺する。こうした対策で世界初の「排出ゼロ」国家を目指す。

 コスタリカはもともと積極的な環境保護対策で知られる。温室効果ガスの「排出ゼロ」を掲げた国は、ノルウェーが「50年までに」とする計画を先月発表したのに次ぎ、2カ国目だ。

 現在、コスタリカにおける発電は、すでに水力が78%、風力と地熱が計18%を占め、火力発電の割合はごくわずか。国民1人当たりの温室効果ガス排出量(炭素換算)もノルウェーの約6分の1と圧倒的に少ない。

 植林推進のため、ガソリンに課税し、それを植林の補助金にあてる制度も97年にスタートさせており、ドブレス環境相は「われわれが最初に(排出ゼロに)到達できる」と自信をみせている。

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