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ホッキョクグマ、3分の1に 温暖化で2050年までに

2007年09月11日14時00分

 北極海の氷が解けて生存が脅かされているホッキョクグマについて、2050年までに生息数が3分の1に減少する、という予測を米地質調査所(USGS)が発表した。氷の融解が従来の予想を上回るペースで進んでおり、USGSは今回の予測も「控えめな見積もりだ」としている。

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海氷の上をエサのアザラシを探して歩くホッキョクグマの親子=06年7月、ノルウェーのスバールバル諸島スピッツベルゲン島のビヨンスンデで

 北極海の氷はホッキョクグマの餌場で子育てにも欠かせない。USGSは、地球温暖化で氷が解け、今世紀半ばの夏季にはホッキョクグマの生息適地が42%減ると推定。これによる生息数への影響を算出した。

 現在はノルウェー、ロシア、カナダ、米アラスカ州などの北極海沿岸に2万〜2万5000頭生息しているとされるが、今世紀末まで生き延びられるのはカナダとグリーンランドの一部地域だけだとしている。

 米内務省は昨年末、ホッキョクグマを米絶滅危惧(きぐ)種法で保護対象となる「絶滅危惧種」に指定すると提案。生息数予測などをUSGSに求めていた。

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