現在位置:asahi.com>ニュース特集>地球環境> 記事 ソニー、ブラウン管TV回収、液晶TVの部品に再利用2007年12月04日23時12分 ソニーは4日、ブラウン管テレビを回収し、プラスチック(ポリスチレン)などを液晶テレビの部品に再利用する仕組みを業界で初めて確立した、と発表した。ポリスチレンや発泡スチロール廃材から質の高い難燃性ポリスチレンを再生する技術を開発。使う資源を減らし、二酸化炭素の排出削減や製品のコストダウンも図れるという。 液晶テレビ「ブラビア」の国内向け08年春モデルから部品を採用する。背面カバーなどとして総量の10%程度使う。 家電業界では、ポリプロピレン材料は再利用されてきたが、テレビ用プラスチック部品の主原料のポリスチレン材料は、回収時の異物除去、難燃性・耐衝撃性の確保が難しく、廃棄されてきた。 ソニーは90年代初めからリサイクルを考慮して製品を設計。材料の選別や解体、異物除去を容易にしてきた。 再利用にとどまっていた発泡スチロール廃材も、独自の添加剤を加えることで再生ポリスチレン材料への精製が可能に。06年度の再生ポリスチレンの使用量は約1万6000トン(二酸化炭素換算約1万8000トン)だが、他の機器にも使用し、10年度までに2倍に拡大する。 また、ソニーは太陽光や風力、木質バイオマス発電など再生可能エネルギーを購入する「グリーン電力証書システム」の国内で最初で最大の利用者として、同エネルギーへの置き換えを進める。同エネルギーは、同社の欧州での電力使用量の約41%に導入。全世界での利用量も10年度までに06年度の4倍の5万トン(二酸化炭素換算)にする。 PR情報 |