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環境や食糧の問題解決「科学技術で」62% 内閣府調査

2008年02月03日23時21分

 地球環境や食糧などをめぐる社会の新たな問題が科学技術で解決されると考えている人が62%にのぼることが、内閣府が2日発表した「科学技術と社会に関する世論調査」でわかった。前回の04年調査での35%から大幅に伸びた。科学技術が貢献すべき分野では、地球環境やリサイクルなどが上位を占め、国民の環境意識の高まりが科学技術への「期待度」アップにつながった形だ。

 調査は81年から3〜6年おきに行われている。今回は昨年11月末〜12月上旬、全国の20歳以上の3000人を対象に実施し、56%から回答を得た。

 科学技術について「関心がある」と答えた人は61%で、81年の調査開始以降で最も高い割合。

 貢献すべき分野は、地球・自然環境の保全が73%、資源・エネルギー開発やリサイクルが71%、廃棄物処理が49%、食糧生産と健康維持が48%――の順だった。

 地球・自然環境の保全は04年調査でもトップ(65%)だったが、割合をさらに伸ばした。

 科学技術への期待の高まりについて、内閣府は「調査直前に京都大などがヒトの万能細胞(iPS細胞)をつくったという発表があったことも影響したのではないか」と分析している。

 ただ、学校の理科や数学の授業が科学的センスを育てるのに「役立っていない」と答えた人は50%で、04年の43%から増えた。教育環境への満足度は高いとは言えないようだ。

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