東京都町田市の中堅スーパー「三和」が、同市内の小山田店で14日から半年間、実験的に買い物客へのレジ袋配布を全廃する。4日に市や市民団体と協力のための協定を結んだ。レジ袋を有料にする例はあるが、環境省によると、これまで配っていたのを全廃するのは全国的にも珍しい。実験の結果、理解が得られれば、全廃店舗を増やすことを検討するという。
地球温暖化防止の取り組みとして、市民団体の要請に応じた。小山田店の客は1日1300〜1500人で、半年で約3.5トンの袋の削減を見込む。実験を前に自然素材の「マイバッグ」約1万枚を利用者に無料で配布。実験期間中、袋を持たずに来た客には紙袋などを渡すという。
有料化に先進的に取り組んだ東京都杉並区の清掃管理課は「全廃は初めて聞く。減らすのとなくすのでは大違いで大変だと思う」と話す。環境省リサイクル推進室も「興味深い取り組み。実験の結果に注目したい」としている。