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「クモ男」NYタイムズ52階建てビル登頂 何のため

2008年6月6日11時51分

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写真ニューヨークで5日、ニューヨーク・タイムズビルの外壁をよじ登るアラン・ロベール容疑者=AP写真5日夕のラッシュアワーにニューヨーク・タイムズビルによじ登る男=立野写す

 【ニューヨーク=立野純二】米ニューヨーク中心部にあるニューヨーク・タイムズ本社ビル(52階建て、高さ228メートル)で5日朝と夕、2人の男が別々に外壁をよじ登る騒ぎがあった。周辺は数千の見物人でごった返した。

 正午前に登り始めたのはフランス人登山家アラン・ロベール容疑者(45)。過去にもパリや東京を含む世界の高層建築物に登った「犯歴」がある。この日は外壁に「地球温暖化は9・11(テロ)より多くの人間を毎週殺している」と書いた垂れ幕を掲げた。

 午後6時ごろに登った男は市内の自称IT労働者の32歳で動機は不明。2人とも、多数のセラミック棒をはしご状に並べた最新デザインの外壁を素手で登り続けた。屋上に達したところで警察に不法侵入などの容疑で逮捕された。

 ビル前の大通りは朝夕とも長時間通行止めに。終始見上げ続けた人々の間からは、SF映画の主人公の名前である「スパイダーマン」を連呼する声も。タイムズ社は「今後はこうした危険行為の防止策をとる」と発表した。

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