日米中印韓5カ国のエネルギー相会合が7日午後、青森市で開幕した。6日のニューヨーク市場では原油相場が史上初の140ドル台に迫り、「第3次石油危機」との声も出始めた。原油高にどんな対応策を打ち出せるかが注目される。
5カ国会合は06年12月に続き2回目。原油価格はこの1年で2倍以上に跳ね上がっており、5カ国は大消費国の立場から相場の安定策を協議する。議長の甘利経済産業相は冒頭、「原油価格はまさに異常な水準だ。5カ国が一致したメッセージを出すことが極めて重要だ」と強調した。
「青森宣言」としてまとめる共同声明には、価格高騰への強い懸念を訴えるとともに、原油が入手困難になる緊急事態への対応策、代替エネルギーの普及促進策なども盛り込まれる見通しだ。7月の北海道洞爺湖サミットに向けての地ならしともなる。
8日には主要8カ国(G8)に中印韓を加えた11カ国によるG8エネルギー相会合を開き、原油高や地球温暖化対策を協議。省エネルギーの国際枠組みの創設を目指す。