現在位置:asahi.com>ニュース特集>ドラフト裏金> 記事 西武、早大選手への口止め認める プロ野球裏金問題2007年03月16日00時59分 プロ野球西武の裏金問題を巡り、早稲田大学が野球部の清水勝仁選手(21)=スポーツ科学部3年、岩手・専大北上高出=の金銭授受を明らかにした学内調査報告を受け、西武球団は15日夜、発覚当初に清水選手に授受とは無関係だと証言するよう指示していたことを認めた。清水選手に対しては高校時代にも126万円を支払っていたとの新たな事実も発表した。清水選手は学生野球憲章に違反したとして15日付で退部となった。
東京都内で記者会見した太田秀和球団社長兼オーナー代行が明らかにし謝罪した。同社長によると、球団が裏金について発表した9日夜、鈴木葉留彦スカウト部長と前田俊郎スカウトが父親や出身高校関係者と語らい、金銭のやり取りは父親に限っていたとすることにし、10日に清水選手に口裏合わせを働きかけた。 早大側の調査報告では、清水選手は9日に西武側から金銭授受について何も知らなかったとするよう指示されたとしている。 指示の日にちの相違に太田社長は「調査を続けたい」と述べるにとどまった。また、清水選手側への金銭供与は高校3年の12月1日から始まったと公表した。 早大の調べでは、金銭は入学した04年春以来、球団関係者から生活費として月10万円を直接、もしくは銀行振り込みで清水選手が受け取っていた。別に学費として毎月10万円が同選手側に支払われていたという。 05年10月ごろになって「今後は一括して両親に渡す」と告げられ、父親に約500万円が手渡された。これらを合計すると大学時代は約1000万円に上る。 西武との関係が深まったのは高校3年の03年8月下旬。西武の練習場で実技テストを受け、この年のドラフト指名を約束された。その後、一転して球団側から早大進学を勧められ、卒業時の指名や金銭支給を示した書面に署名したという。 PR情報この記事の関連情報 |