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「特待生」、延べ384校が違反 私学検討部会設置へ

2007年05月03日18時49分

 日本高校野球連盟(脇村春夫会長)は3日、日本学生野球憲章が禁じている「野球部員であることを理由としたスポーツ特待生制度」の全国調査の最終集計結果をまとめ、硬式376校、軟式8校の延べ384校(軟式8校はすべて硬式と同じ学校)が違反を申告し、対象部員は7971人にのぼったと発表した。追加された中では、初めて公立校からの申告もあった。

 日本高野連は一方で、特待生制度に関する検討部会を設置し、私立高から意見や提言を求める考えを明らかにした。

 回答期限だった2日、日本高野連などが発表した集計から2校増えた。飛龍(静岡)、福翔(福岡)、千葉黎明の3校から新たに申告があり、三浦(神奈川)の軟式野球部は校内で再調査した結果、スポーツ特待生がいないことが判明したため申告を取り下げた。同窓会組織が野球部員に奨学金を与えていた福岡市立の福翔は、公立校で唯一の申告となった。

 日本高野連によると今回調査した加盟校は硬式4167、軟式511のあわせて延べ4678校。硬式の私立は784校だった。47都道府県で最も申告が多かったのは27校の福岡で、次いで愛知26校、東京20校。申告ゼロは高知だけだった。

 私立高から意見を求めるのは「特待生問題検討私学部会」で、各都道府県高野連の会長、副会長に就いている私立高校長が中心メンバーになる。全国9地区でそれぞれ地区別部会を編成。各地区代表者が24日に集まって大阪市内で初会合を開き、憲章の解釈や奨学制度の運用基準について意見交換する。

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