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名古屋で林警部の葬儀 妻、「思い出してください」

2007年05月22日15時34分

 愛知県長久手町の発砲立てこもり事件で殉職した林一歩(かずほ)警部(23)の葬儀が22日、名古屋市千種区の斎場で営まれた。友人や同僚のほか、神田真秋知事や山本博司県警本部長、林警部が中京高時代に入部していたソフトテニス部の現役部員ら約600人が参列し、早すぎる死を悼んだ。

写真殉職した林一歩警部の葬儀には警察関係者らが続々と訪れた=22日午前10時40分、名古屋市千種区で

 弔辞で宇野鋼治機動隊長は「目の前で人の命が危険にさらされていれば助けにいきたい」という林警部の作文を紹介。「いまだに信じがたく、痛恨の極み。ご冥福をお祈りします」と述べた。同僚の男性機動隊員は「同じ屋根の下で喜びや同じ苦しみを味わってきた。『お前ら兄弟みたいだな』と言われたこともある」と声を震わせ、「一歩、みんな一歩のことが大好きだよ。忘れないからな」と語りかけた。

 葬儀の最後に、喪主を務めた妻千早(ちはや)さん(24)が「命は戻ってこない。今回の事件で、命の大切さを感じました。そしてまた、一歩のことを思い出して下さい」とあいさつした。

 参列した中京高の林勇人校長(45)は「正義感の強い、勇気ある生徒だったと聞いています。高校時代から警察官になりたいという夢を持ち、実現させたが、志半ばで凶弾に倒れ、かける言葉もないくらい悲しい。勇気とは何か、正義とは何か、生徒に伝えていきたい」と話した。

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